こちらのニュースはダイジェスト版です。詳しくは本紙をご覧下さい。
2008年2月5日
●JA土浦が直売所出店
つくばSC(仮称)に10月下旬オープン予定
大和ハウス工業がつくばエクスプレス(TX)研究学園駅前に計画している北関東最大級のショッピングセンター(SC)、「つくばSC(仮称)」に、JA土浦(宮本幸男理事長)が農産物直売所「サンフレッシュつくば店(仮称)」を出店することが分かった。JA土浦が中心となり、ほかのJAや全農などと協力しながら運営。10月下旬から11月上旬のオープンを予定しており、年間売り上げは3億円を見込む。スーパーのインショップとして出店する例は多いが、JAの直売所がSCに入る例は全国的にも珍しいという。

直売所はつくばSC内の平屋建てアウトモール、食物販エリアに出店。事務所を含めた店舗の延べ床面積は、345・49平方b。「とれたて、新鮮、地元産」「顔が見える安全・安心」「手づくりの味、こだわりの逸品」をキーコンセプトに、土浦、つくばの地場産野菜を中心にそろえ、県内の農産物も取り扱う。生産者、消費者参加型のイベントを定期的に開くほか、試食サンプル、料理レシピなどの充実した販促サービスを常時展開し、一層の集客を図る。

出店については2006年内に大和ハウス工業から要請があり、以降JA土浦で内部協議を進めてきた。関係農協にアプローチし、出店時の経費など条件面の詰めを行い、経営のめどが付いたことから1月21日の理事会に諮り、承認を得たという。今後は3月に出荷会員を募集、6月には出荷者組織を立ち上げるなど、10月下旬のオープンを目指す。

JA土浦は現在、直売事業に力を入れており、つくばSCへの出店もこの一環。JA土浦の直売所4店舗、スーパーのインショップ12店舗の総売上額は07年、初めて10億円を超えた。

●守谷市議選で最下位当選の得票無効
市選管が「市内に生活の根拠なし」と判断
3日に投開票された守谷市議選(定数20)で、市選挙管理委員会は、無所属新人の特別養護老人ホーム施設長、中山秀氏(61)には被選挙権がないとして、中山氏の得票325票を無効にした。市選管は「中山氏が告示日前日の3カ月前から市内に生活の根拠を持っていない」と判断した。県選管によると、被選挙権がなく、得票が無効になった例は、県内で初めてという。中山氏は得票が有効ならば、最下位当選となるため、異議申し立てをする意向だ。

市選管によると、1月23日に中山氏の選挙入場券はがきを住民登録先住所の同市美園のアパートに郵送したところ、告示日翌日の28日に返送されてきた。調査した結果、アパートは昨年10月中旬に水道や電気の使用継続を解除。11月中旬にはアパートの契約を解除したが、転出届や転居届をせず、同じ住所で住民登録を継続していた。

中山氏の自宅は古河市内にあり、家族が住んでいる。アパートの解約後、特養ホームで宿直勤務がない日は、古河市内の自宅で生活していた。1月中旬には守谷市内に住宅を購入し、入居している。

公選法の規定で被選挙権は、告示日前日の3カ月前から市内に住所があることが条件だ。市選管は「これまでの3カ月間、市内に具体的な生活の根拠がなく、前住所の古河市へ定期的に帰り、家族もいることなどを判断し、生活の根拠は古河市内と判断した」と結論付けた。

市選管は中山氏に対する調査結果について、3日に中山氏に会って最終確認。中山氏も事実関係を認めたという。中山氏の得票の扱いについては、3日に委員会を開いて方針を協議した。公選法の規定に基づき、開票場で開票管理者の選挙長が立会人の意見を聞き、得票の無効を決定した。

中山氏は市内の選挙事務所で、得票の無効決定の知らせを受け、支持者らとともに、ぼうぜんとしていた。「美園のアパートには2006年8月から長男と2人で住んでいた。長男は取手市内の私立中学校へ通学していたが、古河市内へ転校することになったため、アパートを解約して引っ越した」と説明した。

この上で「特養ホームでの宿直は、生活の場と同然で、なぜ認めてくれないのか。市選管は事前審査で、立候補の資格があると判断したのだろう。選挙活動が徒労に終わった。納得できない。異議申し立てをしたい」と話した。

●桜川・真壁のひなまつり開幕
新たに「蔵びな」も登場
桜川市真壁地区の中心市街地で4日、厳冬期の人気イベント「真壁のひなまつり〜和の風第六章」が始まった。歴史ある落ち着いた風情の街並みと、住民の「もてなしの心」を調和させた新たな住民主導イベントで、回を重ねるごとに来訪者が増えている。今年も3月3日までの1カ月間に、延べ十数万人の参加者が見込まれている。

今年は当初160軒、最終的には過去最高の約170軒が参加する見込み。四国で行われている「座敷びな」をまねた「蔵びな」が新たに登場。同町独自のスタイルとして2軒が取り組む。ひな壇飾りから進化し、バラエティーに富むひな人形がくつろいでいる雰囲気を、蔵の中で味わえる。

各家庭では、従来のひな壇わきに工夫を凝らした手作りの布製つるしびなや、カラフルな色合いの人形飾りなどが増え、積極的な演出意欲がうかがえる。絵手紙やアート展など、独自にミニイベントを手掛けるケースも見受けられる。

旧真壁郵便局には地元の紫尾小学校の児童らのつるしびなが展示され、ひな人形をイメージして2本のひもを結んだ「縁結び」ブローチやどら焼き、おまんじゅう、地場産の御影石製品など、アイデアあふれるみやげも話題を呼びそうだ。

ひなまつりは、各家庭で代々受け継がれているひな人形を、寒中にもかかわらず街並み観光に訪れてくれる人たちにも楽しんでももらおうと、2003年にスタート。住民の素朴な出会いともてなしの交流イベントとして年々盛り上がっている。

今年も中心市街地の見世蔵や商店街の店舗、旧家や一般家庭などには、江戸・明治・大正・昭和・平成と、特色ある各時代のひな人形が飾られている。104棟にも及ぶ国の登録文化財の建物景観との散策と合わせて楽しめる。

各所に専用マップを置き、案内を助けるほか、今年は後半の16日から最終日まで毎日、TXつくば駅から真壁までのシャトルバス「真壁のひなまつり号」が試験運行される。問い合わせは、市商工観光課(電話0296・55・1111)まで。

●凍結でスリップ事故相次ぐ
鹿嶋と古河、計2人死亡
降雪の影響で、県内は4日、鹿嶋市と古河市で2人が死亡するなど交通事故が相次いだ。通勤時間帯の事故が多かったといい、5日朝も凍結が予想されるため、県警は運転に注意を呼び掛けている。

4日午前1時15分ごろ、古河市柳橋の国道4号バイパス柳橋陸橋で、山形県山形市飯田西、トラック運転手大泉賢一さん(42)の大型トラックが、中央付近で停止していた埼玉県北足立郡伊奈町栄、会社員塚田茂さん(62)の乗用車に衝突。塚田さんは全身を打つなどして死亡した。

古河署の調べによると、当時現場の道路は凍結。塚田さんの車は単独事故で止まっていたらしい。同署で原因を調べている。

同日午前8時50分ごろ、鹿嶋市大小志崎の県道で、神栖市大野原中央、主婦坂本よし子さん(57)の乗用車がスリップし、道路左側の樹木に衝突。同乗していた孫の押野うららちゃん(3)が全身を強く打ち出血性ショック死、うららちゃんの姉で幼稚園児のほの花ちゃん(5)は全身を強く打ち意識不明の重体となった。坂本さんは頭を強く打ち重傷。

鹿嶋署の調べによると、現場は見通しのいい直線だが、路面が凍結していた。坂本さんは孫を鉾田市の自宅へ送っていく途中で、車にはチャイルドシートがなかった。

同日午前7時半ごろ、笠間市南友部の市道で、バイクを起こそうとしていた同市内の県立高校2年の女子生徒(17)が、同市内の専門学校生(20)の軽乗用車にはねられ、腹部打撲など重傷。

笠間署の調べによると、当時現場の路面は凍結。女子生徒はバイク運転中にスリップして転倒。女性は女子生徒を発見し、ブレーキを掛けたが止まりきれなかったらしい。

また、午前8時45分ごろ、ひたちなか市和田町2丁目の県道で、同市殿山町2丁目、無職軍司實さん(85)のバイクが、路面凍結のため転倒。軍司さんは頭を打つなど意識不明の重体。ひたちなか東署の調べによると、現場の車線は日陰で、凍結していた。

2日夜〜4日正午までの県警のまとめでは、降雪の影響とみられる事故は289件(人身事故66件を含む)。交通企画課は「急ブレーキ、急発進、急加速は厳禁。橋の上や日陰は凍結しやすい。ゆとりを持って、十分な車間距離を取り速度を控えるなど、状況に応じた運転を」としている。

●小学生以下対象の事案が19%減
昨年の不審者情報―県警まとめ
昨年一年間で県警に寄せられた不審者に関する情報839件のうち、小学生以下を対象にした事案は248件(前年比61件減)で、前年より19・7%減少したことが県警のまとめで分かった。通学路を見守る地域ボランティアの活動が背景とみられる。

生活安全総務課によると、小学生と未就学児を対象とした事案は、全体数の29・5%を占めた。このうち、声掛け事案は130件と半分以上。遭遇時の行動では下校中91件(36・7%)、「遊び中」69件(27・8%)が目立った。

小学生以下の事案減少について、県警は「大勢の地域ボランティアの活動の成果があらわれ、減少につながっているのではないか」と説明する。

小学生以下に対する不審者情報は、地図入り情報が県警ホームページに掲載された。さらに、凶器所持や車内連れ込み未遂など特異事案は「ひばりくん防犯メール」で配信、注意喚起が図られた。

一方で、全体数839件は、前年比3・6%と微増。県警は、すべての不審者情報のうち、強制わいせつ検挙などの計30件を解決した。



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