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2008年2月16日
●消費生活センター、民間に委託
4月から水戸市
水戸市は4月から、 市消費生活センター (同市五軒町) を全面的に民間に委託する。 15日に同市中央の市役所で開催された市議会・市行財政改革及び議会改革等特別委員会 (小松ア常則委員長) の第8回委員会で報告された。 3月定例会で議決された上で、 NPO法人によって運営される。 消費生活センターを民間で運営するのは県内でも初めて。 消費生活センターの民間委託の実施例は横浜市などにある。
 
同センターは、 架空請求や悪徳商法などについての消費生活相談を対応したり、 消費者教育などを実施している。
 
市市民生活課によると、 同センターへの相談件数は2006年度で2837件、 07年度で3070件となっている。
 
同センターでは06年4月からは平日の月曜日から金曜日を市職員が対応し、 土曜日の対応を 「NPO消費者相談室」 に委託していた。
 
同課では、 市職員では異動があることから、 ノウハウのあるNPOなど民間の専門的な相談員を活用して消費相談業務を強化したい考えだ。
 
また、 茨城町との合併が破たんしたことや県央9市町村の首長による懇話会を開催したことなどから、 合併推進課を廃止し、 政策企画課内に広域行政推進室を新設するなど組織改編を行う予定で、 議決されれば84課5室238係体制となる。
 
半面、 議会改革については、 インターネットによる本会議や委員会の動画配信や、 委員会会議録のホームページ公開について4項目が議論されたが、 「費用がいくら掛かるか勉強したいので時間がほしい」 などと委員の声が相次ぎ、 4案とも先送りとなった。

●ごみの山と格闘
7.2d不法投棄の撤去に汗−結城
市民との協働によるまちづくりに力を入れる結城市は15日、 同市江川大町の山林内に大量に不法投棄されたごみ類の撤去を、 地元自治会との協働作業で実施し、 長年にわたり蓄積したごみの山約7・2dを運び出した。
 
昨年10月に行われた江川地区市政懇談会の席上、地元の江川大町自治会から撤去要望を受けた。 市生活環境課と同自治会とで協議した結果、 清潔な生活環境の保持するため、 両者の協働で撤去作業に取り組むことになった。 作業を実施したのは市南部の江川大町地区の煙火火薬庫の近くにある平地林一帯。 一般家庭の可燃・不燃の生活ごみや家電など粗大ごみ、 農業用の廃ビニールなどが、 山林内の農道を中心に広さ約5000平方bにわたり大量に不法投棄されていた。
 
作業は、 江川大町自治会の約50人と市職員約30人が参加して、 午前9時から昼ごろまで取り組まれた。 ごみの上にごみが重ねて投棄されており、 黒ずんだ表面をはがすと長年蓄積したごみの層からは異臭が発生していた。
 
地元の人たちは、 近くの農場の小型ショベルカーを駆使して、 固まったごみ類をばらばらにほぐしながら、 根気よく一つずつビニールのごみ袋に入れ、 小型トラックの荷台に載せて搬出作業に励んだ。 参加者らは 「不法投棄は30年以上も経過しており、 長年に及ぶ地元の課題だった。 より監視を強化するしかないが、 山林なのでどうしても目が届きにくい。早期発見して、 対応することが大事になる」 と警戒感を強くしていた。
 
市側は 「民有地なので市単独では撤去できない難しさがある。 地元自治会との協働作業でなら可能なので、今後も実施していきたい。廃棄物の農薬入りのびんや廃ビニール投棄なども多く、 農家の意識改革も課題になる」 と指摘していた。
 
同市では2006年1月に同種の取り組みを実施しており、 今回が2度目の協働撤去作業。 上山川地区の山林内には、 今回よりもさらに多量のごみ類が不法に投棄されており、 地元自治会の深刻な課題になっている。

●合格内定者は5264人
県立高校の推薦、連携型入学
県教育委員会は15日、 2008年度の県立高校推薦入学と連携型入学者選抜の合格内定者数を発表した。 全日制、 定時制を合わせた募集人員7110人に対し、 6709人が受験、 5264人が内定した。
 
全日制の募集人員は前年度に比べ220人減の6966人程度で、 受験者が同28人減の6673人、内定者が同147人減の5228人だった。 定時制では144人程度 (前年比56人増) の募集に対し36人 (同3人増) が受験し、 全員 (同4人増) が内定した。
 
連携型入学者選抜では募集人員96人程度に49人 (同3人増) が受験し、 48人(同3人増) が内定した。
 
合格内定者は3月12日に、 一般の合格者と合わせて各高校で受験番号が発表される。 内定通知がなかった受験生は、 3月5日の学力検査を受験できる。 その場合は20、 21の2日間の志願先変更期間に、 志願先の高校に入学願書を提出することになる。

●多機能型車両を配備
救助活動資機材も搭載−つくば市消防団
消防団向けの多機能型車両が日本消防協会からつくば市消防団に贈られ、 15日に同市春日の市消防本部で車両の交付式があった。
 
日本消防協会は今年度と来年度の2カ年度にかけて、 全国47都道府県に多機能型車両をモデル的に1台ずつ配備する。 今年度は本県が対象となり、 県消防協会が県内の消防団の中から選んだ。
 
多機能型車両はつくばエクスプレス (TX) 研究学園駅周辺の葛城地区を管轄とする谷田部支団第7分団に配備される。 葛城地区は戸建住宅や中高層マンション、 大型商業施設などの建設が活発化し、 新市街地整備が進んでいることから、 配備を決めた。
 
多機能型車両は多様化する火災に迅速に対応するため、 日本消防協会が消防団関係者の意見を聞き、 メーカーに特注した4輪駆動車だ。 価格は約800万円。 車両側面と後部を跳ね上げ式ドアで全面開口し、 ホースを20本以上収納できる。
 
車両から手動で簡単に積み下ろしができる可搬型消防ポンプを搭載。 このほか、 手動式油圧カッターやエンジンカッター、 チェーンソー、 自動対外式除細動器、 担架など救助活動に必要な資機材も装備している。

●初公開含む61点展示
地元・牛久で小川芋銭展
牛久沼のほとりで生涯の大半を過ごし、 カッパの絵などで知られる芋銭作品を展示した第2回 「小川芋銭展」 が、 牛久市中央のシャトーカミヤで15日から始まった。 牛久市、 同市教育委員会、 芋銭を学ぶ会主催。
 
同展では、 六曲一隻のびょうぶ 「老楊と荒村」 や俳句雑誌 「ちまき」、 「草上」 の装丁本などを初公開し、 県内に秘蔵されている作品61点を展示している。
 
芋銭は、 洋画の技法を生かした挿絵画家を経て、 日本画を独学。 明治から大正に改元されたあたりから日本画家として活動を始めた。
 
洋画の作風を反映した「老楊と荒村」は、人が行き交う集落の前にひときわ目立つ老楊が中央に描かれている。 1913年ごろの作品で、 芋銭芸術の転換期を象徴するという。
 
そのほか、 写真を手本にした肖像画や日本美術院同人作品展に出品された 「卯月の芭蕉庵」 の下絵など、 「かっぱの芋銭」 とは一味違った珍しい作品を目にすることができる。
 
会期は29日まで、 時間は午前9時半〜午後4時半 (最終日は午後3時)。 入場無料。
 
期間中の土・日曜日の午前11時と午後1時半から 「芋銭を学ぶ会」 会員によるギャラリートークが実施される。



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