2008年2月20日
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| ●つくば市が旅券発給へ |
| 市町村では県内初、6月から |
| つくば市は単独でパスポート(旅券)センターを開設する。2008年度当初予算案に旅券発給事務に関する経費を盛り込んだ。6月から同市金田の桜庁舎で、旅券の申請受け付けと交付事務を行う。県内で市町村が独自に旅券の発給を行うのは、同市が初めてとなる。 旅券の発給は外務省の委任事務として、都道府県が行っていた。旅券法の一部改正で、市町村でも発給が可能になった。全国では北海道や岡山県などで、すでに市町村が発給事務を行っている。 県によると、06年度の県内旅券発給件数は9万2280件。このうち、つくば市内在住者への発給件数は9796件で、県内市町村の中で最も多かった。 現在、県内で旅券発給事務を行っているのは、県パスポートセンター(水戸市)をはじめ、鹿行(鉾田市)や県南(土浦市)、県西(筑西市)の4パスポートセンターのほか、日立、神栖、取手、古河の4出張所の計8カ所だ。 各パスポートセンターでは申請から発行まで8日間、各出張所では週に1〜2日開設のため、15日程度を要する。6月以降、つくば市でも各パスポートセンターと同様の日数で発給可能になるという。 同市はつくばエクスプレスの開業で、今後も人口増加が見込まれている。さらに首都圏中央連絡自動車道の整備に伴い、成田空港へのアクセスも時間短縮になる。このため、市民の旅券申請者が増加するとみて、市が単独で発給事務を行うことにした。 旅券発給は市民が対象になる。月〜金曜日が申請受け付け、日曜日は交付だけを行う。市では来年度の発給件数について、約1万件を予想している。 |
| ●JA竜ケ崎と利根が合併 |
| 農業振興、安定へ新体制 |
| JA竜ケ崎市とJA利根町は1日に合併したのを記念して19日、龍ケ崎市馴馬町のブライダルホール下平で「JA竜ケ崎市合併式典」を開き、約80人が出席した。 宇田勝利代表理事組合長は「福祉と農村を総合、自立して理想的にやり遂げることに力を注いでいきたい」とあいさつ。 串田武久龍ケ崎市長や池辺勝幸牛久市長、井原正光利根町長らが祝辞を述べた。 新生「JA竜ケ崎市」は、両JAの代表理事組合長の宇田氏と増田照樹氏が、それぞれ代表理事組合長、代表理事副組合長に就任。 龍ケ崎市の前JA竜ケ崎市本店で名前も引き継ぎ、地域農業の振興と農協経営の安定、拡大を柱に新体制で運営をスタートした。 龍ケ崎市と利根町は都市近郊に位置する米麦地帯。米、麦、大豆の産地ブランドの強化を図り、水田農業や園芸産地の担い手づくりの推進といった営農指導事業にも力を入れていくという。 前JA竜ケ崎市は、2001年8月にJA牛久市と合併しており、今回の合併で2市1町で構成。今回の合併に伴い、JA利根町は支店として営業する。 現在、総組合員7804人、貯金469億809万円、貸出金128億5979万円。 04年11月から07年3月まで10回にわたり合併研究会を実施。同月に両JA組合員に対する説明会を開き、基本事項構想について説明した。 昨年4月には合併予備契約書に調印。同月に両JA総会で行われた合併議案等決議を満場一致で可決し、合併に至った。 |
| ●つくば風車裁判、和解ならず |
| 市と早稲田大学、意見相違 |
| つくば市が小中学校に設置した発電用小型風車が計画通りに発電せず、市が風車の基本計画、設計を担当した早稲田大学などに損害賠償を求めた訴訟の和解協議が19日、東京地裁(荒井勉裁判長)であった。 和解協議は昨年12月から始まり、今回が3回目。双方が和解案に対する最終的な意見を述べた。しかし、これまでと同様に双方の見解には相違があるため、和解成立までには至らなかった。次回の協議は来月10日に行われる。 |
| ●「結城文學」が創刊 |
| 「本格的な文学活動根付かせたい」 |
| 中央の詩壇で活躍する現代詩人、新川和江さんらを生んだ結城市で、地道に創作活動に励む文学愛好者グループがある。過去に茨城文学賞を受賞した同市在住の小説家、大洞醇さん(61)が主宰する結城文学の会で、昨年秋には同人誌「結城文學」の創刊号を発刊。地域の文学活動が衰退する中、地味ながらも意欲的な創作活動を続けている。 結城文学の会は2004年5月に発足した。廃刊となったが、戦後文学に影響を与えた新日本文学賞を受賞(1992年)した、地方の実力派作家の大洞さんが「地元の結城に本格的な文学活動を根付かせたい」と、衰退する文学状況にあらがうように強い思い入れでスタートさせた。 大洞さんは、文学世紀・下野文学・水戸評論同人、元新日本文学会会員で、都内の日本文学学校(現在は文藝学校)の通信教育の講師も務める。自身が小説家として鍛えられた経験から、文学愛好者の仲良しグループではなく、きちっと議論をし合う同人グループを目指している。 結城文学の会には世代をまたぐ10人ほどが市内外から同人会員として参加。毎月1回・第1金曜日午後に結城駅北口の市情報センターのフリースペースに集まり、会員の作品の合評や著名作家の作品を材料にして勉強会を開いている。 発足から3年余りを経て、昨年9月には待望の同人誌創刊号を発刊。同人会員の手作りの小冊子(B5判38n、ワープロ印刷)で、約100部を発行した。詩や随想、短編小説など同人の意欲作が並び、地域の文学振興に向けた地道な努力がうかがえる。 くしくも創刊号は、会発足時から参加している俳人、東天紅さんが逝去したことから、追悼号のような形になった。今のところ例会への参加者は3〜5人で推移しているが、大洞さんは「号を重ねるごとに力作を盛り込んで、もっと充実した同人誌に育てていきたい」とし、年1回の発行を計画している。 事務局役を担う藤貫陽一さん(35)は大学時代に詩に魅せられ、文学を志した。以後は小説も手掛けるようになり、地道に創作活動を続け、同会で鍛えられている。年配者が中心の同人の中にあって、近代科学批判など思弁的な色合いの作品が多い。「今の社会の人間関係を反映して、会員の間に相互批判を避ける傾向がある」と反省を込めた。 藤貫さんとの「リレー小説」という斬新な表現形式に取り組み、詩も手掛ける大森静夫さんは(58)は、文字通り50の手習いで文学の楽しさに目覚めた。新聞記事を丹念に読み込み、そこから文学の素材を拾い上げ、何気ない日常に潜む大衆の怒りや社会のひずみを描いている。 大森さんは「私の場合は、文学を愛好する素人が、作品を書くことを自分で楽しんでいる段階。老人の暇つぶしで自分を振り返っている。みんなが共感できる作品を平易な言葉で著し、読み手が肩ひじ張らずに読めるものを手掛けたい」と話し、大衆の代弁者と位置づける。 紬(つむぎ)の里の同市には、大正から昭和初期の詩壇で活躍した詩人の多田不二(免疫学者の多田富雄氏は多田家の一族)や、新川さんら優れた文学者を輩出。短歌や俳句結社の活動も盛んな土地柄だけに、総合文芸の分野でも「結城文學」の活動が期待される。同会では会員を募集中。連絡は藤貫さん(電話090・1616・1520)まで。 |
| ●ピーナツタルトの名前投票 |
| 牛久で商品開発、名物としてPR |
| 昨年9月に開かれた地場産農作物を使った料理コンテスト「コンペ・メタモルフォーゼ」(主催=牛久市、つくば調理製菓専門学校)で、優秀作品に選ばれた「ピーナツタルト〜フロランタン風」の商品化に向け、16・17の両日、牛久市ひたち野東の同専門学校で商品名の投票が行われた。 投票結果を踏まえ、今春ごろまでに正式な商品名を決定するとともに、牛久市内の商店などに協力を呼び掛け、市の名物として周知されるようPR活動していくという。 投票には182人が参加。市であらかじめ選定した四つの商品名の中から選ぶか、自分で名付けるかを選択して投票した。そのほか、各日100食限定で試食会、商品販売が行われた。 コンテストに出品した際、円形状だったピーナツタルトは、食べやすさを追求し、8aほどのスティック状に工夫。 また、1週間ほど日持ちするようにしっかりと焼き込み、さくさくとした軽い食感に仕上げた。 牛久産のピーナツを使い、添加物・保存料も使用されていないので、小さい子どものおやつとしても安心して提供できそうだ。 同市栄町の主婦冨山直子さん(35)は「キャラメルとピーナツの味が合っていておいしかった。特産品を使った独自の商品を開発する試みはいいと思う」と評価。 商品を考案した学生の一人、前田千恵子さんは「タルトはコストが掛かる。一般向けのお菓子にしては少し高め。地域のお土産として広まってほしい」と話した。 市は牛久の大仏、シャトーカミヤなどを訪れた観光客をターゲットに、名物として親しまれるよう発信していくという。 商品は今春ごろまでに3本入り300円で、同専門学校併設のレストラン&ベーカリー「ミーモ」で販売を開始する予定。4月からは市内の洋菓子店などに協力を呼び掛け、販売場所を拡大していくという。 |
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