2008年3月2日
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| ●桜川市金賞総務大臣賞 |
| 日本観光協会の「優秀観光地づくり賞」 |
| 観光による地域振興を推進し、 全国の手本になる観光地域づくりの成果を生み出したとして桜川市が1日までに、
社団法人・日本観光協会の第15回 「優秀観光地づくり賞」
の最高位、 金賞総務大臣賞 (年間1団体)
に輝いた。 本県初の受賞で、 「市民・行政のまちづくりに対する熱意が感じられ、
今後も広がりが期待できる」 と評価された。
6月に横浜市で開かれる関連イベントで表彰される。 受賞したのは、 同市 「蔵の街・真壁のひなまつり」 の取り組み。 古い蔵や門、 街並み景観など地域資源を生かしたまちづくりを官民挙げて推し進め、 住民主導・行政支援型の新たなソフト事業を通して低成長時代の観光振興のあり方にヒントを与えたことが高く評価された。 受賞理由によると、 同市真壁地区ではバブル崩壊後に地場の石材業が疲弊する中、 まちづくり団体などが古い町割りや明治期から各時代に及ぶ建物の保存を進め、 国の登録文化財認定104棟 (全国3位) により、 住民の主体性や郷土意識を醸成してきた。 その上で、 住民が行政との連携により 「まかべ夜祭り」 や 「真壁のひなまつり」 に取り組み、 駐車場や公衆トイレの設置、 電線類の地中化などで市民の意欲的なまちづくりを、 行政が支える形が手本となるとした。 従来の観光イメージから脱皮し、 趣ある地域資源や生活感あふれる空間そのものが、今や 「日常回帰」 を求める観光ニーズととらえ、 2月の1カ月間に10万人以上を誘客するひなまつりイベントで、 その流れを定着させた。 優秀観光地づくり賞は1994年に創設。 観光地域づくり活動の担い手となっている自治体や民間団体、 グループなどを対象に、 幅広い観点で審査。 今回は、 金賞国土交通大臣賞 (1団体) に下呂温泉旅館協同組合 (岐阜県)、 同協会賞には村上町屋商人会 (新潟県) など3団体が受賞した。 ◇ 桜川市真壁商工会の西岡延廣会長の話 地域住民が主体となりながら、 行政とともに地道なまちづくりに取り組んできたことが、 本県初受賞の栄誉に結びついた。 裏方としては、 うれしい限り。 潜在する力は各地にあるはずで、 本市では住民が歴史ある街並みや建物の素晴らしさに目覚めたことが大きい。 地元に誇りを持ち、 みんなの力が一つになった成果だ。 ひなまつり (3日まで) も、 住民の素朴なもてなしの心がひと味違う観光スタイルとして支持されている。 これを励みに、 さらに活性化に努めたい。 |
| ●王者・鹿島、広島に苦杯 |
| ゼロックス・スーパーカップ |
| 今季Jリーグ開幕前初の公式戦、 「ゼロックス・スーパーカップ」
が1日、 東京・国立競技場で2万7000人を超す観客が詰めかける中で行われ、
昨季のリーグ優勝で主要タイトル11冠制覇を達成した鹿島は、
今季J2からのスタートとなる広島と対戦。
後半2―0と優勢に立ちながらも、 わずかな好機を確実なものとした広島が後半40分、
同点に追いつき、 勝敗はPK戦へ。 ここで鹿島は曽ケ端、 中後、 大岩ら3人が警告処分を受けるハプニングでPK戦3―4とまさかの逆転負け。 今季リーグ連覇に向け弾みをつけることはできなかった。 対戦は、 元日に行われた天皇杯決勝戦と同一カード。 また1994年以来、 通算15回を数える同カップの中でも、 J1のクラブとJ2のクラブとが対戦するのは初めて。 97年以来6度目の出場を果たした鹿島は、 今回勝利すれば4度目の同カップ制覇となるところだったが、 出鼻をくじかれた。 |
| ●新しい世界へ一歩 |
| 県内90高校で卒業式 |
| 県内の高校138校の3分の2に当たる90校
(県立78校、 私立12校) で1日、 卒業式が行われた。
阿見町青宿の霞ケ浦高校 (糸澤將氏校長) では、 第59回卒業式を実施。 10クラス328人の生徒が卒業を迎え、 友人や教諭らとの別れを惜しみながらも、 希望や期待を胸に新しい世界に向けて歩き出した。 卒業証書授与では久米祐太郎さんが代表して登壇し、 卒業証書を受け取った。 糸澤校長は式辞で 「卒業おめでとう。 在学中に体験した楽しさや喜び、 困難と思われた出来事すべてが人生における貴重な糧となると信じている」 とエールを送った。 来賓には川田弘二阿見町長、 葉梨康弘、 赤城徳彦両衆院議員らが駆け付け、 卒業生の門出を祝った。 在校生の稲葉千穂さん (2年) による送辞に続き、 卒業生を代表して斎藤真衣さんが3年間を振り返り、 「わがままだった私たちは今、 それぞれの道に進めるのは悪いことは悪い、 よくできたことに対してはきちんと褒めて下さった先生がいたからです。 これからはご恩に報いるよう努力いたします」 と涙をこらえて答辞を述べた。 卒業生は在校生らとともに高校生活最後となる校歌を合唱し、 式を締めくくった。 |
| ●認知症テーマに講演 |
| 東京医科大霞ケ浦病院で市民講座 |
| 阿見町中央3丁目の東京医科大霞ケ浦病院 「医療福祉・研究センター」
で1日、 市民公開講座 「認知症の予防と治療―治るもの防げるもの」
が開かれ、 地域住民ら約200人が参加した。
講座では、 成仁病院の院長で、 東京医科大霞ケ浦病院メンタルヘルス科の片山成仁准教授が、 認知症の現状、 特徴や症状、 予防と対応策などについて講演。 「65歳以上の30〜40人に1人が認知症になる」 とし、 介護の上で問題になる周辺症状として「物盗られ妄想」 「徘徊 (はいかい)」 「夜間の不穏状態」 などを挙げた。 認知症高齢者への具体的な対応策としては 「食事はまだかと言われて 『さっき食べたでしょう』 と答えても反感を持たれるだけ。 相手がすぐ忘れることを利用して 『すぐできるから待っていて』 などと答えると、 待っている時間でこれを忘れ、 機嫌も損ねない」 などと解説。 「財布を盗まれたと言われたら、 一緒に探すことで感情を共有し、 味方になるように」 と話していた。 また、 急に怒りっぽくなる 「性格変化」、 何もないところを見て泥棒がいるなどと騒ぐ 「幻覚」 の7、 8割は、 薬でほとんど症状が出なくなり、 副作用もないとして 「派手に見える周辺症状は、 対処の仕方で非常によくなる」 と付け加えた。 予防については 「新しい人と会い、 新しい趣味を見つけるなど、 好奇心旺盛な人は認知症になりにくい。 細かな作業、 大きく体を動かす体操も効果的。 酒やたばこ、 食品添加物や塩分を控えるなど、 これらすべてを実践すると、 認知症になる率は半分になる」 と会場に呼び掛けていた。 |
| ●導水問題でシンポ |
| 漁業関係者ら170人が参加−城里 |
| 霞ケ浦導水事業の那珂川取水口工事に関係漁協が反対している問題で、
市民団体によるシンポジウム 「霞ケ浦導水問題を考える―那珂川の清流とアユ・漁業を考える集い―」
が1日、 城里町阿波山の桂公民館で開かれ、
漁協関係者や近隣住民ら約170人が参加。
研究者の講演や討論会が行われ、 自然や漁業への影響や問題点が検討された。
連続シンポジウムの初回で、 「霞ケ浦導水を考える県民会議」 (浜田篤信、 柏村忠志共同代表) など3団体が開いた。 取水口工事をめぐっては、 工事強行は漁業権の侵害だとして、 茨城・栃木の4漁協が差し止めを求める裁判の準備を進めている。 主催者あいさつで、 柏村代表は 「導水事業は岐路に立っている。 漁民の行動と市民力にかかっており、 決意と潮流をつくる集い」 と呼び掛けた。 来賓の那珂川漁協・君島恭一代表理事組合長は 「組合として那珂川の漁業と清流を守りたい」 などと述べた。 講演では、アユ研究者・高橋勇夫さんが、アユの生態や天然アユが増えるための仕組みを紹介。 とちぎ地域自治研究所の石島久男さんは、 取水の懸念を指摘した上で、 「生態系に配慮した河川法を所管する国交省は生態系を壊していいのか、という疑問に誠実に答えるべき」と話した。 討論会では、 高橋さん、 石島さんらパネリストが意見を述べた。 会場からは 「広い視点で自然の大事さを若い人たちに啓蒙してほしい」 「働いている人にとっても生活の質を高めてくれるのが那珂川」 などの発言があった。 |
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