2008年3月6日
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| ●県立高校入試、103校1分校で |
| 1万8327人が受験、合格発表は12日 |
| 2008年度県立高校入試が5日、103校1分校で行われ、全日制で1万7827人、定時制で500人の計1万8327人(1.06倍)が関門に挑んだ。 08年度の募集定員は全日制2万1969人、定時制720人の計2万2680人。前年度よりも680人減った。推薦入学、連携型入学などで5264人は合格が内定している。 この日は87人が欠席。風邪や腹痛など体調の悪い106人が休養室などで受験した。最終的な倍率は全日制が1.07倍、定時制0.73倍で全体では1.06倍となった。 合格発表は12日午前9時から、推薦入学などと一緒に各学校で行われる。各学校で配布されたパスワードを使って午前9時半から、インターネットのホームページで閲覧できる。 鉾田農高と笠間高で、1時間目の英語の聞き取り試験の際、放送の音量がダウンしたり、全く流れなかった教室があったため、聞き取り試験分の30点を採点から除外し、各自の素点を70点で割り、満点の100点をかけた値を得点とした。 土浦市真鍋の県立土浦一高(村松輝美校長)では全日制401人、定時制39人が関門に挑戦。午前8時40分ごろから体育館で点呼が行われ、同9時ごろ教室に入場。試験問題を受け取ると、意識を集中しながら試験の開始を待った。 |
| ●水戸市の移動図書館車、3月末で幕 |
| 学校への貸し出しは存続 |
| 水戸市内の団地や商店街など34カ所を巡回してきた移動図書館の運行が3月末で廃止される。常澄地区図書館が完成によって、図書館の整備が内原地区を除き完了するのに伴うもの。92年度から始まった学校などへの貸し出しは、移動図書館廃止後も団体貸し出し制度で存続する。 同市では1980年から移動図書館の運行を開始。85年には車を2台に増やし、多いときには市内60カ所を回っていたが、図書館が整備されたことによって貸し出し件数が減少。一般への貸し出し数は、電算機設置以降、最も多かった1988年度の8万8182点と比べ、2006年度にはの8488点と約10分の1にまで減少。2007年からは1台で巡回していた。 県内で移動図書館を採用しているのは、水戸、日立、つくば(2台)、つくばみらい、かすみがうら、小美玉の6市。そのうち、かすみがうら市では、千代田地区で小学校のみ配送。つくばみらいと小美玉の2市は合併に伴い制度を休止している。全国的にみても98年に697台あった移動図書館車は06年には578台に減少している。 現在の移動図書館車「こうぶん号」は2代目。約3000冊の本を積むため4dトラックをベースに改造した。91年製で、走行距離は約7万4200`(1月31日現在)に上る。 廃止後の使い道としては「移動図書館を欲しがっているアフリカに贈ったら」という声もあるが、排ガス規制前の古い車なので、持って行くことは難しいという。 かつて、こうぶん号を運転したこともある市中央図書館の近藤進館長は「パワステもなくハンドルが重かった」と当時の様子を振り返る。冷暖房や電算機を搭載しているためバッテリーが上がりやすく、対応に苦労したという。 移動図書館を2年間利用してきた市内の男性(75)は、「なくなってしまうと寂しい」と話していた。 長年にわたり市民に本を提供し続けた「こうぶん号」の廃止後の措置は現時点では未定だ。 |
| ●水道事業で住民監査請求―土浦 |
| 工事費見積もり過大、市に損害賠償勧告求める |
| 土浦市から2002年度、市水道事業の基本計画書作成を委託された東京都内のコンサルタント会社による見積もりが過大で、市に必要以上の設備投資を誘発しているとして、古沢喜幸同市議(共産)は5日、適正価格との差額2782万円について、同社に損害賠償請求するよう市に勧告を求める住民監査請求を行った。市監査委員は同日、請求を受理した。 請求書によると損害賠償の対象となっているのは、同社の基本計画書に従い実施された神立配水場への送水管工事。送水管の口径は、将来の人口推移や使用水量を考慮して500_で十分なのにもかかわらず、2サイズ大きい700_で設計、これにより多額の工事費増をもたらした。 実際の工事は、口径700_で2500b区間、以降議会での指摘などを一部受け入れ、残り1150b区間を口径600_で実施した。損害賠償請求額の2782万円は、残り1150b区間に掛かった06年度の工事費1億4126万円を監査対象に、同区間を口径500_で施工した場合との差額を損失額として割り出したという。 古沢市議は「専門家集団として、適正な送水管口径を設計する義務と責任があったはずで、地方自治法や水道法に抵触する。この基本計画を見直さないまま工事を進めることは、市に大きな損害をもたらすことが明白だ」などと指摘している。 |
| ●県警、夜間・初動体制を強化 |
| 土浦、つくば中央の2署で地域課に3課長制導入 |
| 県警は5日、新年度の組織改正と定員改正を発表した。地域課の3課長制を、取り扱い事案の多い土浦署とつくば中央署の2署で新たに導入したほか、本部の通信指令体制を強化するためのポストを新設するなど、初動捜査・夜間体制の強化と人員の適正配置を基本方針に置いた。 地域課の3課長制は、初動指揮体制、特に夜間の指揮体制強化が狙い。これまで夜間は当直長が主に指揮を取っていたが、課長が1人ずつ泊まることでリーダーシップを取る。水戸署のみ導入していた。昨年の刑法犯認知件数を警察署単位で見ると、水戸署が最多で、土浦署、つくば中央署―の順で続いている。 また、夜間の通信指令体制を強化するため、本部の通信指令課に3交替制で勤務する管理官のポストを設ける。110番受理後、パトカーや警察署に速やかな指示が求められるが、警視級3人を予定しており、これまで警部級以下が当たっていた勤務をより強化することを目指す。 警察署定員の見直しでは、鹿嶋署や取手署など10署で1〜4人増員。大子署やひたちなか東署などは減らす。また、嘱託職員らによる交番相談員は13人を増員することで、現在ある78交番すべてに配置を実現する。 ほかに、捜査1課に性犯罪・強盗担当管理官新設、運転免許担当参事官の専任化、組織犯罪対策参事官の新設―などを行う。 |
| ●陶芸家の板谷波山をしのぶ―筑西 |
| 誕生日に記念イベント |
| 下館(現筑西市)が生んだ近代陶芸の先駆者、文化勲章受章者の板谷波山(1872―1963)の誕生日を記念する恒例イベント「第5回・波山の夕べ」が3日夜、同市乙の曹洞宗妙西寺で開かれ、住職の横井千春氏(77)が波山との思い出を語った。 まちづくりグループ「下館・時の会」(一木努会長)が毎年開催している。今回の会場となった同寺には、波山の墓(分骨)がある。市民ら約160人が参加し、「妙西寺で波山を語る」をテーマに、ゆかりの地で盛り上がった。 号を故郷の筑波山にちなんで名付けたように、波山は下館への愛着が人一倍強かった。晩年には香炉・鳩杖・観音像の3点を郷里の戦争犠牲者や高齢者らに贈るなど、奉仕の逸話はよく知られる。 波山は、日中戦争と太平洋戦争における旧下館市出身の戦没者遺族に1951(昭和26)年と56年の2回に分け、妙西寺本堂で自作の白衣観音像を贈った。贈呈式の様子などを、一木会長のリードで横井氏が興味深く語った。 最初の観音像贈呈式について、横井氏は「長い間、故郷のお年寄りに鳩杖を贈っており、金銭を度外視した行為に並みの芸術家とは違う、先生のオーラを感じさせた。半面、人間臭い側面もあった」などと当時のエピソードを交えて話した。 2度目の贈呈式は全国2例目となる市長リコール(解職直接請求)騒動の中で行われ、同寺はリコール運動推進本部を担った。夕べでは、当時の菊池豊市長のあいさつ文が半世紀ぶりに読まれるなど、参加者の関心を呼んだ。横井氏は「波山は(リコール・反リコール)どっち派だ?とよく聞かれたが、式では大変な思いだったろう」と懐かしそうに振り返った。 この日は、各家庭で大切に守られている観音像と香炉も公開され、後半のトークでは出光美術館主任学芸員の荒川正明さんも加わった。波山の孫の板谷駿一さんもあいさつし、終了後には参加者による墓参も行われた。 |
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