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2008年3月15日
●県出先機関再編、09年4月から実施
職員数など7月提示
地方総合事務所、 保健所、 土木事務所など県出先機関の再編について、 県は14日開かれた県議会財政再建等調査特別委員会 (石川多聞委員長) で、 2009年4月から実施することを明らかにした。 6月までに再編後の事務内容や組織、 職員数などをまとめ、 7月に開く同委員会で明らかにする。  
 
対象となるのは地方総合事務所、 県税事務所、 保健所、 農業改良普及センター、 土地改良事務所、 土木事務所。
 
昨年11月の同委員会で県は、総合事務所について名称を 「県民センター(仮称)」 に変更し、 4カ所ある事務所のうち、 水戸市の県北事務所を常陸太田市に移転、 県央地域には出先機関を置かず県庁の直轄とするとしていた。
 
県税事務所は、 8カ所のうち、 高萩、 稲敷、 境の3カ所は住民サービスのみを行う支所とする。 保健所は12カ所のうち、 ひたちなか、 鉾田、 常総の3カ所は業務の一部を統合し支所とする予定。
 
農業改良普及センターと土地改良事務所は、 地方総合事務所の農林部門と統合して 「農林事務所」 に名称変更し、 普及センターは現在の12カ所から7カ所、 土地改良事務所は8カ所から3カ所とする。 土木事務所は、 12カ所のうち、 高萩、 常陸太田、 鉾田、 竜ケ崎、 常総、 境の6カ所を 「工事事務所 (仮称)」、 大子事業所を 「工務所 (仮称)」 に名称変更する方向。
 
再編の前段階として今年4月から、 偕楽園事務所を水戸土木事務所に統合、 地方総合事務所の企画振興室を縮小し、 本庁の市町村課に一部業務を集約化などする。
 
出先機関の職員数は計2031人。 総合事務所について県は、 課の数を半分程度に削減、 職員数を最低1、 2割削減すると表明している。
 
一方、 ひたちなか保健所の支所化について7日の県議会一般質問で佐々木忠男氏 (民主)が、 地元では存続のための署名活動が起こっていることを指摘している。

●見学施設の内容刷新
仕込みの熱気体験型へ−キリン取手工場
取手市桑原のキリンビール取手工場 (藤本吉伸工場長) にある工場見学施設が、 展示や映像の内容を刷新した。 16日から一般見学を開始する。
 
新しくなった見学施設には、 1970年の工場操業開始から使用していた国内最大級の銅製仕込み釜と最新設備のステンレス製仕込み釜が併設されている。 銅製仕込み釜は糖化槽、 糖化釜、 麦汁煮沸釜の三つの釜で、 昨年9月まで使っていた。 銅製仕込み釜は合わせて350_g缶で30万本分の容量がある。 新旧の仕込み釜は、 ビール造りの歴史を感じることができる。
 
これまで一般開放していなかった醸造場へ入室できるよう新たにステージも設置された。 キリン取手工場では 「ステージから銅製仕込み釜に直接触れることで、 仕込みの熱気や香りを実感できる体験型の施設に生まれ変わった」と話している。
 
仕込み釜の内部での醸造の様子を映し出すグラスビジョンのほか、ビールの発酵状況を映像で見ることができるカレードシアターも設置された。 グラスビジョンはサホログラムフィルムを使った映像設備で、 カレードシアターは大型画面に万華鏡の原理を取り入れた鏡反射のスクリーンだ。
 
工場見学では月替わりのビール試飲に加え、 新たにビールや発泡酒になる前の麦汁試飲や新ジャンルで第3のビール仕込み液の試飲もできる。
 
見学は予約制で3カ月前の1日から予約を受け付ける。 所要時間は70分になる。 問い合わせはキリンビアパーク取手 (電話0297・72・8300)へ。

●水戸商、初戦は鹿児島工
センバツ組み合わせ決まる
第80回記念選抜高校野球大会 (毎日新聞社、 日本高校野球連盟主催) の組み合わせ抽選会が14日、 大阪市北区の毎日新聞大阪本社で行われ、 県立水戸商は2日目の第4試合 (23日午後4時) で、 鹿児島工 (鹿児島) と対戦することが決まった。
 
初戦の相手、 鹿児島工はセンバツ初出場。 鹿児島実業や鹿児島商といった強豪校を差し置いての出場となり、 初戦から激しい攻防が予想される。
 
開幕戦カードは、 北海道代表の駒大岩見沢―成章 (愛知) 戦。 22日に開幕し、 兵庫県西宮市の阪神甲子園球場を舞台に13日間にわたって、 熱戦が繰り広げられる。

●居住者が決定
大子の「山田ふるさと農園」
大子町山田の町有地を20年間無償貸与する 「山田ふるさと農園」 の居住者が14日決まった。 16区画に対し、 179件の応募があり、 すべてが県外からの居住者となった。 4月20日に大子町内で調印式が行われる。
 
「山田ふるさと農園」 は1区画175〜750平方bの農園付き住宅で、 20年間無償で貸し出す。 年間90日以上の定住や住宅を建築する際は地元業者を利用することなどが条件。 昨年11月に行われた現地説明会には町の予想を大きく上回る約500人が訪れた。
 
実際の申し込みは179件あり、 第1次の書類、 第2次の面接選考を行い、 16世帯の居住者を決めた。 内訳は東京都7世帯、 千葉、 神奈川、 栃木県が各2世帯、 埼玉、 福島、 新潟県が各1世帯だった。 最高齢61歳、 最年少31歳で平均53歳。 世帯人数では最高4人、 最少2人で平均2・5人だった。
 
同町企画課によると、 選考では住居別 (定住・2地域居住)、 希望区画、年齢、 家族構成、 建築住宅規模、 所得 (住宅建築自己資金)、 土地利用の方法、 キャリア、 スキルなどを総合的に判断したという。 居住決定者の職業は会社員、 自営業、 公務員、 不動産業などさまざま。 土地利用では野菜や果樹、 ソバなどの家庭菜園、 ガーデニング、 趣味の工房などが挙げられた。
 
契約調印式は4月20日、 大子町保健センターで行われる。 町では選考に漏れた人や居住希望者には今後も空き家、 空き地、 有料物件など居住に関する情報を提供していきたいとしている。      

●「雨引きの里」で今秋も彫刻展
作家44人が出品−桜川・大和地区
今秋に桜川市大和地区の自然を舞台に開かれる現代彫刻の野外展覧会 「雨引の里と彫刻2008」 (主催・同実行委員会) の概要が、 ほぼまとまった。 今回は、 会期内に本県で開かれる 「第23回国民文化祭・いばらき2008」 の参加イベントとして取り組まれる。
 
実行委によると、 会期は9月28日から11月30日までの2カ月間。 会場は同市大曽根、東飯田、 本木、 阿部田、 西方の大和地区内5集落。 参加作家は村井進吾、 岡本敦生、 國安孝昌、 戸田裕介氏らの常連組に加え、 新たに西成田洋子氏ら3人を加えた総勢44人となる。
 
「雨引の里と彫刻」 展は1996年に、 石材産地の旧大和村で7人の石彫作家によって始まった。 以後は参加者が増え、 木や金属、 焼き物、 樹脂など幅広い素材を生かした彫刻作品が登場し、 大和地区内を会場にほぼ隔年のペースで開催。 今回で第7回を数える。
 
美術館を離れて、 自然豊かな山里の空間に作品を置くというユニークな試みで、 作家らが地域との交流を深め、 まちおこしにも貢献してきた。 合併後も参加作家らの熱意で継続され、 回を重ねるごとに人気を集めている。
 
遠く筑波・加波山の山並みを背景に、 風景の中に置かれた彫刻を、 鑑賞者が地図を片手にまるでオリエンテーリングのように作品を探し歩く面白みがある。 季節が移ろう時期に開かれ、 自然景観の変化による演出効果も楽しめる。
 
毎回、 関東一円などから集まった現代美術の作家らが実行委 (委員長・菅原二郎大阪芸術大学教授) を組織し、 自主運営している。 約1年前から毎月全体会議を開き、 今回も既に7回の会議を開催。 今後は、 作品設置に向け各作家が地権者との交渉など、 現地での活動を本格化させる。
 
今回は桜川市の要請もあり、 全体会議での熱心な議論の末に、 本県が会場の国民文化祭 (11月1〜9日) への参加イベントに位置づけた。 同市では 「筑波嶺と万葉文化フェスティバル」 と 「ストーン文化フェスティバル」 が開かれる。



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