2008年3月21日
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| ●つくば市が中期財政見通し |
| TX関連で大規模事業、5年間は収支マイナス |
| つくば市は2009年度から13年度まで5年間の中期財政見通しをまとめた。今後、つくばエクスプレス(TX)関連で、区画整理事業や学校建設、インフラ整備など次々に大規模事業の展開が必要となる。TX開業による人口増で市税は増額を見込むが、大規模事業に要する投資的経費が増大。収支試算で5年間はすべて歳入よりも歳出が多く、財源不足を見込んでいる。市ではさらに厳しい財政運営に迫られそうだ。 ◆人口増で学校新増築 市ではTX関連施設の整備や市民の生活基盤整備などが最重要課題だ。このため、今後の歳入、歳出の推計を行い、財政の見通しを作成。これを基に財政課題を把握し、財政運営の健全性確保に向けた対応策を検討していく。総合計画で定める施策や事業の選択、位置付けをする際の判断にする。 今後の事業展開として、TX関連では人口増に伴い、13年度までに7小中学校で25教室が不足する見込みで、校舎の新増築工事に迫られる。また既存の小中学校では07年度に実施した耐震優先度調査に基づき、08年度から耐震診断と耐震工事を実施する。 市中心部にある研究学園地区の周辺地区は、上下水道の普及率が低い。周辺地区では上下水道の計画的な事業拡大を進める必要がある。道路も毎年、新設や改良、維持補修に多くの事業費がかかる。 今後計画されている主な普通建設事業では、16年度まで実施する全小中学校の耐震化工事に26億円。小中学校の新増築工事は97億円で、最も多い事業費を要する。08年度からは谷田部、葛城、竹園西の3小学校の建設工事に着手する。12年度には春日小と春日中の小中一貫校の開校を予定する。 ◆区画整理やインフラ整備も ごみ焼却場クリーンセンターの余熱を利用したプールや温浴施設とサッカー場の健康づくり拠点施設整備事業に29億円。クリーンセンターに併設するリサイクルセンター整備に30億円を充てる。 TXつくば駅前広場とつくばセンター広場整備に36億円、TX関連区画整理事業に64億円を支出する。市内のTX沿線開発で、市の負担額は全体で1084億8000万円にも上り、市財政に大きくのしかかる。 このほか新庁舎建設に80億円、基幹道路整備に40億円、道路新設・改良・維持補修に60億円など多くの財源が必要となる。 ◆09年度試算は18億円不足 これに対して5年間の収支試算は、いずれも歳入よりも歳出が多く財源不足に陥ると予測。08年度一般会計当初予算は628億8000万円。今後の歳入は09年度が659億円、10年度が611億1000万円、11年度が633億円、12年度が598億2000万円、13年度が599億8000万円と見込んでいる。 市の財政力指数は06年度決算でみると、1・10で県内4位。普通交付税は不交付団体のため、旧茎崎町分だけの交付となるなど厳しい状況だ。赤字の歳出超過額は09年度が17億9000万円、10年度が4億4000万円、11年度が6億9000万円、12年度が13億2000万円、13年度が5億6000万円としている。 ◆事業見直しや効率化へ 財源不足に対応し、市では今後の取り組みについて、事業の見直しや事業の効率化に迫られる。歳入の確保に向けて、歳入の6割を占める市税は収納対策の強化が必要になる。口座引き落としやコンビニエンスストアでの納付方法を検討する。公共施設の使用料の見直しも検討する。 歳出の抑制では職員数の適正化が必要。05年度に策定した定員適正化計画で、10年までに職員数を141人削減することにしている。07年4月現在では目標値よりも10人多く削減している。 さらに行政評価に基づき、費用対効果の観点から事業の点検をはじめ、民間委託の推進や借金に当たる公債費の抑制を実施する必要があるとしている。現在174カ所ある出先機関について、適正規模と配置の検討も進めていく方針だ。 |
| ●牛久のシャトーカミヤ、文化審議会に諮問 |
| 国の重要文化財指定に向け |
| 21日に開かれる文化審議会で、国の重要文化財(建造物)指定に向けて日本初の本格的ワイン醸造場で知られる牛久市中央の「シャトーカミヤ」が諮問される。 渡海紀三朗文部科学大臣による諮問後、文化審議会の文化財分科会で審議を行う。同審議会から答申を受けて渡海大臣が官報に告示し、所有者に対し指定書を交付するという。 候補として挙がっているのは旧事務室の本館、レストランに改装された旧ワイン貯蔵庫、記念館として活用されている旧発酵室の3棟。 本館(延べ床面積約538平方b)は、軽井沢の三笠ホテルや東京上野の帝国図書館などを手掛けた岡田時太郎の設計と伝えられ、各部の構成や装飾からフランス・ルネサンス様式の建築物だという。 シャトーカミヤは、1903年(明治36年)に神谷伝兵衛が創立した赤レンガ造りのぶどう酒醸造施設で、日本のワイン発祥地の一つ。 「シャトー」は、ブドウの栽培からワインの製造、瓶詰めまでを一貫して行う本格醸造場だけに与えられる称号だという。 施設の規模が大きく、本格的建築様式のレンガ造りであることや施設の主要な建物が複数棟まとまって保存されていることから全国的にも貴重とされている。 現在も残る施設はワイナリーやレストラン、カフェ、ワイン販売店などとして使用されているほか、バーベキューガーデンやチャペルなども増設。 最近ではドラマのロケ地としても使用され、注目された。また、同市で策定中の牛久ワインビレッジ構想の中で核となる施設に位置付けられている。 |
| ●古河市が「ふるさとギネス!」を認定 |
| ベンチプレス世界一の高橋さんが大賞 |
| 古河市は今年度、人やもの、動植物などで市内ナンバーワン・オンリーワンを発掘する「ふるさとギネス! 古河なんでも一番」事業に取り組み、公募の中から31件を認定した。大賞には、2年連続してベンチプレス世界一に輝いた高橋恵介さん=同市諸川=が選ばれた。合併した市の一体化や郷土愛の醸成、市の知名度アップと活性化につなげようという試みだ。 同市では今年度にチャレンジ予算を組み、その一環となる地域資源発掘事業に取り組み、人・もの・産業・動植物・その他―の5部門で、市内で最高や唯一と思われる人材などを発掘する「ふるさとギネス!」の認定作業を進めていた。 昨年11月20日から今年1月25日まで約2カ月間、市のホームページなどで公募した結果、市内在住・在勤者らから自薦・他薦を問わず、合計34件の応募があった。2月19日に審査会を開き、この中から4部門31件(人16、もの7、産業1、動植物7)を認定。うち大賞1、準大賞2、部門賞各1、ユーモア賞1を選定した。 ふるさとギネス大賞に選ばれた高橋さんは「ベンチプレス古河一番」。2006、07年ベンチプレス67・5`c世界チャンピオンに輝いた。準大賞の野沢貞夫さん=久能=は「総和竹絵画」として00年に県郷土工芸品指定。同じ準大賞の二宮亮衛さん=北山田=は自動車板金歴45年で04年に県ものづくりマイスターに認定(いずれも人部門)。 部門賞は、人では小田木和也さん=駒羽根=で、走り高飛び高校記録古河一番(公認自己ベスト記録1b90a)。ものでは山中幸二さん=東2丁目=で、長さ225a、159桁(けた)の長いそろばん古河一番。産業は大橋醤油店(大橋幸二代表、江戸末期創業)=諸川=。市内で唯一人工的に温度をかけず、気候に任せての昔ながらの蔵と木桶(おけ)でつくる。動植物は田中慶作さん=大和田=で、樹高3〜4bの五葉松がまとまって400本植生する五葉松の数古河一番。ユーモア賞は総和マジックの会(石川廣行代表)=大堤=で、市内で唯一の手品を使ったボランティア活動。 このほか、▽赤道2周8万`に挑戦中▽ホールインワンを6回記録▽1954年から日記を54年間書き続ける▽世界のオカリナコレクション100個以上▽天保11年(1842)に作られた四段重ねの重箱を現役で使用中▽高さ3・7b、直径25aの巨大サボテン▽年齢20歳9カ月(人間なら100〜110歳)の長生き猫―などユニークなギネス認定もある。 |
| ●かさま観光周遊に新型バス |
| レトロ調「赤バス」は引退 |
| 笠間市内観光周遊バス運行協議会(笠間市などで構成)の無料運行する「かさま観光周遊バス」は4月から、乗車1回につき100円の有料化(未就学児・障害者は除く)に踏み切る。また、車両はレトロ調の愛称「赤バス」に代わり、ノンステップバスを導入。バス停を増設するなどサービス向上を図る。 周遊バスは、観光客の接遇向上と観光地としてのイメージアップを目的に、2001年11月に運行開始。JR友部駅を発着し、笠間稲荷神社など笠間市内の主要観光施設を巡回している。市など各種団体の負担金で運行するが、経費の軽減や車の老朽対策を検討し、有料化を決めた。 有料化のほか、来月から笠間ショッピングセンターなど三つのバス停を従来のルートに加える。友部駅の発着所は、南口からアクセスしやすい駅北口に変更する。 ノンステップバスは既に試験運行しており、来月に正式に切り替わる。赤バスは今月で引退となる。車いすも乗車可能となり、赤バスに比べ乗り心地もよいという。 周遊バスは、1日8便運行。1日当たり平均1800人〜2000人が乗車。特に大勢の観光客が訪れる春と秋の観光シーズンは、1日4000人以上の利用実績がある。 事務局の笠間観光協会は「ノンステップで、とても乗りやすいバス。観光施設もこれまで以上に回りやすくなった」と話している。 問い合わせは笠間観光協会(電話0296・72・9222)まで。 |
| ●流通経済大で1249人、卒業式 |
| サッカー部から5人がJリーグへ |
| 龍ケ崎市平畑の流通経済大学で20日、2007年度卒業式が行われた。卒業式を迎えたのは4学部7学科の学部卒業生1210人と、大学院修了生39人(修士課程38人、博士後期課程1人)。04年に千葉県松戸市に同大新松戸キャンパスが開校し、キャンパス選択制が採用されてから初の卒業生となる。 この日はあいにくの雨模様となり、キャンパス内では傘をさしたスーツや袴(はかま)姿の卒業生、父母たちで混雑。体育館で行われた卒業式で、野尻俊明学長が式辞で「皆さんが幾多の困難を乗り越えて、最高学府の学業を無事終えられたことに心から拍手を送ります」と述べ、「昨年夏のサッカー部『総理大臣杯優勝』は流経大スポーツ初めての全国制覇として長く記憶に残る快挙」と活躍ぶりを賞賛。「社会の短期的な変動に左右されることなく、自分自身と社会の将来を見据えて、着実で堅実な人生を歩んでほしい」と卒業生にエールを送った。 石川元亨校友会会長の祝辞に続き、廣澤正順学生会長(スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科2年)が送辞を述べ、菊地修平さん(経済学部経済学科)と王剣冬さん(社会学研究科修士課程)がそれぞれ答辞を述べた。 卒業するサッカー部員約50人のうち、柏レイソル・鎌田次郎さん▽ガンバ大阪・武井択也さん▽東京ヴェルディ・飯田真輝さん▽栃木SC・赤井秀行さん▽大宮アルディージャ・清水慶記さんの5人がJリーグ所属となり活躍が期待される。 |
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