こちらのニュースはダイジェスト版です。詳しくは本紙をご覧下さい。
2008年3月29日
●各地からサクラの便り
樹齢400年シダレザクラ見ごろ−龍ケ崎
樹齢400年以上の古木で、 県の天然記念物にも指定されている龍ケ崎市根町の 「般若院」 のシダレザクラが見ごろを迎えている。
 
境内に咲くシダレザクラは、 エドヒガンという品種で樹高約10b、 枝張り最大約22bの巨樹。 枝いっぱいに淡いピンク色の花を付け、 花見に訪れた人たちの目を楽しませている。 見事に咲き誇るサクラを写真に残そうと、 盛んにカメラのシャッターを切る人の姿もあった。
 
29、 30日の両日には 「桜祭り」 を開催。 地元の商工会青年部による露店が並び、 多くの花見客でにぎわうという。
 
また、 4月5日までライトアップが行われており、 昼間とは一味違うサクラも楽しめる。 時間は午後4〜10時まで。

 
水戸南ロータリークラブ (高野賢会長) と水戸さくらロータリークラブ(秋山安夫会長)は、 3月に完成したJR水戸駅南口の東西さくら公園にシダレザクラ2本を贈ることを決め、28日、 水戸市桜川の水戸駅南口さくら東公園で寄贈式典を実施した。
 
桜の寄贈は、 水戸南ロータリークラブの創立35周年記念企画。 式には高野、 秋山両会長や会員のほか、 加藤浩一水戸市長ら約80人が参加。 高野会長から加藤市長に目録が手渡された。
 
高野会長は 「水戸の名物になってもらいたい」 とあいさつ。 秋山会長も 「市民や通行人の目を楽しませ春を引き立たせてほしい」 と期待を寄せた。
 
同公園にはシダレザクラ1本、 道路を挟んだ、 さくら西公園にも1本が植えられた。 見ごろは4月上旬の予定だという。

つくば市松の里の森林総合研究所は、 全国の森林総研支所などに植栽されている桜の開花情報をホームページ (HP) で提供している。 毎日更新するHP上の画像から、 全国の桜の開花状況が分かる。
 
気象庁はソメイヨシノを対象に開花予想を公表している。 国内に自生する桜はヤマザクラやエドヒガンをはじめ、 亜種や変種を含めると20種を超えるという。
 
開花予測には過去の情報蓄積と統計処理が必要だが、 多様な品種の観測は蓄積がまだ不十分。 現時点では開花予測ができない。 このため、 森林総研は北海道から九州にある本・支所や材木育種センターなど12カ所の桜を毎日撮影。 これをHPで公開している。
 
撮影地は本所のあるつくば市をはじめ、 日立市や札幌市、盛岡市、 山形県東根市、八王子市、 長野県木曽町、 京都市、 岡山県勝央町、 高知市、 熊本県合志市、 熊本市。
 
それぞれの構内や樹木園などにある野生種8種と栽培品種12種、 計41個体の樹形について、 開花時期に定点から同じ個体を同じ画角で撮影している。
 
森林総研では今後、 この開花状況を蓄積して、 国内に自生する樹種や品種ごとに冬芽が膨らみつぼみに成長する時期から、 開花時期までを高い精度で予測可能になることが期待されるという。 桜の開花状況はhttp://www.ffpri-tmk.affrc.go.jp/sakurazensen。

●祝い金と保育助成金
第3子支援、2本柱は県内初−龍ケ崎市
龍ケ崎市は28日、 出産祝金の支給とすくすく保育助成金 (小学校就学前3年間の保育料無料) を交付する 「第3子支援事業」 を、 2009年4月から5年間限定で実施すると発表した。 少子化への対応と定住の促進が目的で、 祝い金と保育助成金の2本柱で事業を展開するのは県内で初めて。
 
出産祝金は1年以上市民として生活し、 09年4月1日から14年3月31日までに第3子以降を出産した人や配偶者に対し、 子ども1人につき10万円を支給する。
 
さらに、 出生後も引き続き市民で支給対象となった子どもが満3歳になり、 保育所や幼稚園、 認定子ども園を利用した場合、 負担した保育料の全額または一部をあとから助成金として交付する。 12年度からの支給となる。
 
私立幼稚園就園奨励費補助金を受給している場合は、 その額を差し引いた金額を支給する。
 
同事業は第5次総合計画リーディングプロジェクトの一環。 同市の年間出生数は約600人のため対象人数は約100人と推定。 初年度の予算額は約1000万円で、 実施終了の19年度までの総事業費を3億2000万円と見込んでいる。
 
市内の保育所 (園) は公立4カ所、 私立6カ所、 認定子ども園1カ所で幼稚園は9カ所設置されている (28日現在)。

●出土資料で古墳の特徴探る
土浦・ふるさと歴史の広場で企画展
企画展 「高崎山2号墳と桜川流域の後期古墳」 が、 土浦市上高津の上高津貝塚ふるさと歴史の広場 「考古資料館」 で開かれている。 同市と近隣の桜川流域で発見された遺跡からの出土資料によって、 この地域の古墳の特徴を探る企画。 さまざまな副葬品が見られ、 当時の人々に思いをはせることができる。
 
霞ケ浦に注ぐ桜川の周辺には、 数多くの古墳が発見されており、 往時の地域の繁栄がうかがえる。 企画展の中心になっている高崎山2号墳は、 同市小高の台地上にある、 全長27bの前方後円墳。 1997年の発掘調査の結果、 県内で最も古い時期にあたる6世紀前半ごろの横穴式石室が発見され、 豊富な副葬品が出土したことでも注目されている。
 
高崎山2号墳の展示資料は、埴輪(はにわ)、 装身具、 鉄製の武具や馬具、 須恵器など。 古墳の神聖な区域を示すために並べたと考えられている円筒埴輪は、 口縁部が広がる逆台形で、 3条のたが模様が付けられている。 馬の形象埴輪は、 頭部の飾りや耳がリアルに表現されていて、 技術の高さに驚かされる。
 
棺 (ひつぎ) 内の埋葬者の両側に置かれていたという2振りの直刀、 首飾りとして用いられたメノウの勾玉 (まがたま) やガラス製の小玉なども出展。 石室に使われていた石材 (雲母片岩の割り石)もあり、 目を引きつける。
 
このほか、 東台古墳群 (同市木田余東台)、 高津天神山古墳 (同市下高津)、 八幡塚古墳 (つくば市沼田)、 松田古墳群 (桜川市松田) などからの出土品も紹介されている。
 関連イベントは、 次の通り。 (敬称略)
 
【記念講演会】第1回 (3月29日午後2時〜) = 「高崎山2号墳の横穴式石室とその評価」 (専修大学東アジア世界史研究センター助手・小林孝秀) ▽第2回 (5月17日午後2時〜) = 「茨城県南部の埴輪の特徴」 (横須賀市自然人文博物館学芸員・稲村繁)
 
【展示解説】4月5日・27日午後2時〜
 
【古墳の発掘調査を知るビデオ上映会】4月19日・5月10日午後2時〜
 
【古墳時代のミニ体験 勾玉をつくろう】4月12日・5月4日午前10時〜、 各回20人(小学3年以下は保護者同伴)、 材料費1人150円、 事前申し込み必要
 
会期は5月18日まで。 開館時間は午前9時〜午後4時半。 毎週月曜(5月5日を除く) および5月7日休館。
 
入館料は、 一般105円、 小・中・高校生50円。4月6日 (桜まつり協賛)と5月18日 (国際博物館の日) は無料。
 
問い合わせは、 同広場 (電話029・826・7111) まで。

●親子で料理楽しむ
土浦で講習会開く
ママと一緒にクッキング―春休み親子料理講習会「作ろう!楽しもう!彩りごはん!」が25日、 土浦市大和町の市総合福祉会館調理室で開かれ、 幼児や小学校低学年の親子45人が春らしい彩りのメニューを一緒に料理して楽しんだ。
 
メニューは春のピクニックにぴったりの「漬物ごはん」 「さっぱり春巻き」 と、 デザート感覚の「サツマイモのヨーグルトサラダ」。取手市ヘルスメイトの五十嵐きく子さんらを講師に、 グループごとに調理した。
 
五十嵐さんは 「食材を細かく切る作業が多いので、 包丁の使い方と油のはねに気をつけて」 とアドバイス。 「漬物ごはん」 は、 たくあん漬け (黄) ・しば漬け (赤) ・万能ねぎ (緑) をみじん切りして炒め、 炊いたご飯に混ぜる。 お弁当向けにおにぎりにもできる。 子どもたちが真剣な表情で取り組んだのは、 春巻きに入れるダイコンとニンジンを10aほどの長さで棒状に切る作業。 母親が厚切りにした野菜を、 長さをそろえながら一本ずつ恐る恐る切っていた。
 
幼児が「やりたーい」 と手を出したのは、 材料を皮に包む春巻き。 揚げてからの切り口は彩りも鮮やかで、 五十嵐さんは 「野菜がさっぱりして食べやすいし、 お勧めの一品です」 と話していた。
 
葛城保育園の年長になる、うららちゃんは、 野菜の切り方に初挑戦。 たどたどしく包丁を手にしていた小学生になる男児は、「好き嫌いはない」 と、 にっこり。 「自分で作った春巻きがおいしかった」 と子どもたち。母親たちは 「子どもが自分で料理を体験できたのがよかった」 と満足そうだった。

●関係者ねぎらい感謝状
水戸で「ねんりんピック」解散式
本県を会場に昨年11月に開催された 「ねんりんピック茨城2007」 (第20回全国健康福祉祭いばらき大会) の実行委員会の解散式に当たる第4回総会が26日、 水戸市内のホテルで開かれた。 協力企業やボランティア団体に感謝状が贈られた。
 
総会で実行委員長の橋本昌知事は 「県民の協力で盛況のうちに閉幕できた。 選手には茨城の自然や人情味あふれるもてなし、 旬の味覚など魅力を感じてもらうとともに、 県が進める高齢者の健康づくりや生きがいづくりの取り組みを発信できた」 と関係者の労をねぎらった。
 
議事では、 2007年度の事業報告や歳入歳出決算、 実行委員会の解散などが審議され承認された。
 
大会は、 60歳以上の人を対象とした文化とスポーツの祭典で、 厚生労働省、 県、 長寿社会開発センターが主催。 昨年11月10日に、 ひたちなか市の笠松運動公園陸上競技場で開幕。 13日までの3日間で、 県内21市町を会場に10種のスポーツ交流大会、 9種のふれあいスポーツ交流大会、 6種の文化交流会が行われた。  



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