こちらのニュースはダイジェスト版です。詳しくは本紙をご覧下さい。
2008年3月30日
●霞ケ浦分屯基地にPAC3搬入
県内初、国内では4カ所目
航空自衛隊は29日未明、 土浦市右籾の霞ケ浦分屯基地に 「パトリオット (PAC3)」 を搬入した。 国内では昨年3月の入間 (埼玉県)、 11月の習志野 (千葉県)、 1月の横須賀 (神奈川県) に次いで4カ所目で、 県内で初めて。
 
ミサイルを搭載し発射する発射機5機と電波を照射して目標の捜索、 追尾、 ミサイル誘導などを行うレーダー装置、 射撃の指令などを行う射撃管制装置が、 28日午後6時すぎ名古屋市を出発。 29日午前3時55分に同分屯基地に到着した。
 
発射機のうち2機がPAC3化されており、 1機に最大16発のミサイルを装てんできる。 残りの3機はPAC2やPAC2のアップグレードなどだが、5機ともPAC3化することも可能。
 
届いた設備は航空自衛隊の隊員100人以上が29日中にセットしたという。 ただし、 弾が既に届いているどうかは明らかにしていない。
 
PAC3は日本に向けて発射されたミサイルを打ち落とすための設備で、 防衛範囲は半径数十`。 2010年度末までに中部地方や北九州などにも配備され、 計12カ所になる予定。 

●ウオーキングで開通祝う
国道6号日立バイパス「日立シーサイドロード」
日立市内を走る国道6号日立バイパス (旭町〜東町、 延長約1・6`)が完成し、 29日、 現地で開通式が行われた。 式後にはウオーキング大会が開催され、 地元住民など約3500人が県内初の海岸道路の景色を楽しんだ。 同日午後4時から供用開始した。
 
同バイパスは河原子町―田尻町間の10・4`。 旭町―田尻町間4・7`が事業化され、 北側の鶴首アクセスまで3・1`は供用済み。 今回、 海上部分1・0`を含む旭町までが暫定2車線で完成した。 これまでの事業費は約400億円。
 
開通式でバイパスの愛称が 「日立シーサイドロード」 に決まったことが発表された。 国土交通省関東地方整備局の上野進一道路部長が 「活力ある地域づくりに貢献できる。 残りの整備にも協力してほしい」 とあいさつ。 橋本昌知事は 「鮎川まで通らなければ十分な効果が得られない。 必要な道路をしっかり作れる財源の確保が必要」 と道路特定財源の維持、 存続を訴えた。
 
ウオーキング大会には親子連れなどが参加。 同市滑川町の主婦、 佐藤幸枝さんと鶴巻一江さんは普段から健康のために2人で散歩しているという。 「これまで見られなかった景色を楽しもうと、 記念に参加した」 と笑顔で話していた。
 
このほか、 市立駒王中学校吹奏楽部や日立太鼓連盟の演奏、 開通記念缶バッジ、 鍋汁なども配られた。
 
未着工部分の南側の5・7`区間は市民らの意見を聞きながら見直し中。

●水戸 逃げ切れずドロー
J2−横浜FCと2―2
サッカーのJ2第5節第1日は29日、NDソフトスタジアム山形など5会場で5試合が行われ、 水戸ホーリーホックは那珂市向山の笠松運動公園陸上競技場で横浜FCと対戦。 前半に1点を先制しいい形で折り返すも、 後半、 3トップと攻撃的布陣に切り替えた横浜が猛反撃。 惜しくも2―2のドローに終わった。
 
昨年とは違い、 勝つチームに脱却しはじめた水戸。 今節まで1勝2敗1分と、 選手一丸となって勝ちにこだわる姿勢を鮮明に打ち出した。
 
前半、 水戸は理想的な滑り出し。 大和田、 ビジュらDF陣が守備ラインを統率。 試合は主に中盤で展開した。 現在、 得点ランキング4位と好調なFW西野晃平は横浜守備陣にしっかりとマークされ身動きが取れない中、 DF金沢や大和田が前線にまで積極的に上がり、 攻撃のリズムを作った。 その結果、 2点のリードを奪った。
 
しかし後半横浜は3トップとし、 より攻撃的な布陣にシフト。 この変化は水戸をほんろう。 後半20分以降は、 ほぼ横浜のペースで試合が動き、 終わってみれば2―2。 負けはしなかったものの、 選手にとっては悔しい試合内容。 勝って勢いをつけたい水戸だったが、 経験不足を痛感する結果となった。

●違法伐採の周知図る
つくばでキャンペーン
環境省は29日、 つくば市苅間のつくばハウジングパークでキックオフイベント 「木材調達におけるグリーン化普及啓発キャンペーン」 を実施し、 啓発チラシの配布を通して来場者に森林減少や違法伐採対策について周知を図った。
 
日本は木材の大量消費国で、 国内需要の約80%を海外からの輸入に頼っている。 木材貿易関係にあるインドネシアでは約50%、 ロシアでは約20%が違法伐採と指摘されており、 日本でも気付かないうちに流通されているのが現状という。
 
違法伐採とは所有権、 伐採権のない土地や定めた法令を守らずに保護地域などで森林伐採を行うこと。 違法伐採は森林劣化につながる大規模農業地などの転用、 土地の品質を低下させる焼畑農業の増加を誘発することから、 森林減少の原因といわれている。
 
日本では違法伐採対策として、 環境負荷の少ない物品などの購入を定めた 「グリーン購入法」 に2006年4月から 「合法性」 「持続可能性」 が証明された木材・木材製品を購入する措置を導入。 法律対象の国などが調達する木材は、 需要全体のわずか2%にしかすぎず、 同法律に基づく調達方針を地方公共団体や民間調達に普及させるのが重要と考えている。
 
また、 企業などに取り組みを促進する障害の一つが、 違法伐採問題に対する顧客意識の低さだという。
 
同キャンペーンは環境に配慮し、社会的に公正な木材の利用を消費者に呼び掛けるのを目的に、 環境省と環境NGOの共同で30日も実施される。 国際環境NGO 「FoEJapan」 の岡崎時春副代表理事による相談会もある。 開催時間は午前11時から午後4時まで。
 
そのほかキャンペーンの一環として、 全国約220会場の住宅展示場でポスター掲示やチラシ配布、 広報誌の掲載ほか、 違法伐採問題の啓発やグリーン購入法の普及を目的とした出前講座を行っていくという。

●自慢のお宝を展示
土浦で「宝くらべ展覧会」
土浦桜まつり2008実行委員会の 「土浦宝くらべ展覧会」 が29日、 土浦市中央の亀城プラザ2階で開幕した。 4月6日まで。 絵画や火縄銃、 鹿島アントラーズの選手のサイン入りグッズなど18人の出展者の宝35点が並び、開催初日の29日は、県内外から約200人が来場した。
 
以前から 「まちかど蔵」 で桜にちなんだ展覧会 「桜くらべ」 が開かれていたが、 中心市街地の活性化を狙い、 今年から新たに 「桜」 という枠を取り払った同展覧会を企画。 同市民の自慢の宝や蔵に眠っている宝、 面白い宝を集めた。
 
「桜くらべ」 を見学してから 「宝くらべ」 に来たというつくば市春日、 大学生五十嵐麻依さん(22)は 「大学で日本画を学んでいるので勉強になる。 歴史のある土浦には古美術品がたくさん眠っていそう」 と話し、 また土浦市真鍋に住む昆虫愛好家岡澤貞雄さん(62)は 「国内のチョウを自分の足で集めている。 チョウは模様や形、 飛び方などに特徴がある。 今回もコレクションから春のチョウ3点を出展している」 とミヤマカラスアゲハなどのチョウのコレクションを見せた。
 
同プラザの3階と4階では桜の写真の展示も行われている。



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