こちらのニュースはダイジェスト版です。詳しくは本紙をご覧下さい。
2008年4月4日
●ごみ焼却炉2基がトラブル―つくば
処理ストップ、近隣市に応援依頼を検討
つくば市のごみ焼却場・市クリーンセンター(同市水守、処理能力1日375d)で、焼却炉2基のトラブルが相次いで発生し、2日から、収集した可燃ごみを焼却できない状態にあることが分かった。センターでは、停止した焼却炉を再稼働させる準備をしているが、6日までに2基をフル稼働できなければ、収集した可燃ごみが、貯留設備の「ごみピット」に入りきらなくなってしまうという。万が一に備えて、緊急時の応援協力協定を締結している近隣市に、ごみ処理の応援を依頼をすることも検討している。

同センターは24時間稼働の焼却炉が3基あり、それぞれ1日当たり125d焼却処理できる。

センターには1日平均250dの可燃ごみが搬入されることから、3基のうち常時、2基をフル稼働させている。1基は停止している。

今回、稼働中の2号炉と3号炉に、1日と2日、相次いでトラブルが発生し、緊急停止した。

2号炉では1日夜、クレーンでごみピットに集められたごみを投入する炉の入口にある「ごみホッパ」の一部の水冷ジャケットが破損し、炉を停止した。

3号炉では2日午前10時ごろ、焼却余熱で水を蒸発させ蒸気でタービンを回して発電させる余熱発電装置の一部の純水装置で、水位が極端に低下、タンクの水がほとんど空に近い状態になり、炉を非常停止した。

2号炉の水冷ジャケット破損の原因は不明。3号炉の非常停止の原因は、水が空になる前の、水位低下を見落とした可能性が高いという。

2号炉については今後、原因究明と修理が必要になり、修理費用や完了時期はまだわからないという。

3号炉については現在、水位を確保するなどして再稼働させる準備をしている。

一方、停止中の1号炉についても、3号炉の再稼働直後に、稼働させる予定。

同センターには現在、可燃ごみが1日平均250d、1週間(6日間)で計1500dが搬入されている。

ごみピットには6日まで、ためておくことができるが、7日以降、2基をフル稼働できなければ、収集した可燃ごみがあふれてしまうという。

センターでは、7日に2基が稼働できない場合に備えて、近隣市と、ごみ処理依頼の協議に入りたいとしている。

●風車飛散事故、他校は異常なし確認
つくば市は安全性確保で全基撤去も
つくば市が市立谷田部南小学校に設置した発電用小型風車が強風で飛散した事故で、市は3日、破損した風車の撤去作業を行った。市は事故後、市内小中学校19校に設置されている風車について調査したが、他の風車は異常がなかったことを確認。しかし、安全性の確保から、風車全基の撤去も含めた検討を開始した。

市は事故発生後、風車の基本計画や設計を担当した早稲田大学に事故原因の調査を依頼した。3日には風車メーカーのイー・アンド・イー社(大阪市)が破損状況を確認した。

風車は円筒形風車と羽根を組み合わせた「ダリウス・サボニウス型」。同社は事故原因について、上部の円筒形風車部分が軸から外れて吹き飛び、羽根に当たって羽根を破損した可能性があるとみている。

同社の資料によると、同型風車は風速60bまで耐える強度とされている。しかし、事故当日1日の市内の最大瞬間風速は20b強だった。市では改めて「早大の設計に問題があったのかもしれない」と指摘している。

事故を受けて、市教育委員会は19校の校長に対し、児童生徒には風車の周辺に近付かず、注意を呼び掛けるよう通知した。

風車は計画通りに発電せず、市は早大などに設置費用3億円の損害賠償を求めて提訴した。15日には5回目の和解協議がある。和解協議は風車の安全対策が大きな論点になっている。

市環境課の大山和一課長は「和解内容に風車の撤去が含まれるかどうか関係なく、安全性確保のためには風車全23基の撤去も含めて検討している」と話した。

●コブシの巨木満開
関東最大級、五霞町の名物
五霞町山王の中の島公園で、関東最大級とされる名物のコブシの巨木が満開となった。大きな綿帽子のような雰囲気を醸し出し、こずえの先に咲く純白の花が心地よい香りを放っている。

コブシの大樹は幹周り約3・5b、高さ約13bで推定樹齢は約80年。一部黒ずみ始めたが、今が見ごろのピーク。ほぼ左右対称の美しい樹形を包み込むように、枝先まで真っ白な花を付けている。

春の陽光に誘われて連日大勢の人たちが訪れ、澄み切った青空を背景にコブシの花を見上げている。カメラ付きの携帯電話を向けたり、コブシをバックに一緒に写真に収まったり、お弁当を広げたりしている。

千葉県と埼玉県との境にあり、利根川と江戸川の分岐点に位置する同公園には、四季折々に来園者を楽しませる草花や樹木が数多い。コブシは、満開時期のサクラとのコントラストも楽しめる。

コブシの巨木は、千葉県野田市関宿町の関宿城博物館側から進入する。駐車場から橋を歩いて渡ると、中の島公園。親水空間としての評価が高く、国土交通省による「川の通信簿」では4つ星が与えられた。

●湖岸プロムナードに壁画―土浦港
専門学校、高校が3校で協力、18点描く
土浦市川口2丁目の土浦港、湖岸プロムナードにこのほど、霞ケ浦や筑波山の自然などを表現した壁画18点が登場した。

壁画は、堤防に沿って水辺空間を楽しく散策できるよう、市が2007年度「絵画キャンパス設置事業」として整備。筑波研究学園専門学校(15点)、つくば国際大学付属高・土浦校(2点)、県立土浦三高(1点)の3校が協力して2月から制作活動を行い、3月27日にすべての壁画が完成した。

壁画は縦70a、横150aの大きさ。作品はいずれも水郷公園や土浦の花火、霞ケ浦と水鳥、帆引き船、水辺の桜並木など、土浦が持つ自然の美や恵み、豊かさを描いたものとなっている。

事業は1984年度、当時の水資源公団が霞ケ浦湖岸に堤防建設を行った際、市が壁面を魅力あるものにしようと取り組んだのが始まり。以降5〜7年ごとに描き替えを行っている。今回の壁画は7年ぶりに描き替えられた。

●小学生タグラグビーで全国3位を報告
水戸市の鯉淵小・緑岡小レッドアンドブラックス
「第4回全国小学生タグラグビー選手権決勝大会」で3位となった、水戸市の「鯉淵小学校・緑岡小学校レッドアンドブラックス」のメンバーが3日、同市中央の市役所を訪れ、加藤浩一市長らに結果を報告した。

タグラグビーは、ラグビーを基に子供でも出来るようにルールを単純化した競技。危険なタックルの代わりに腰に付けた2本のタグを取りながら、だ円形のボールを持って走り、味方にパスしながら相手ゴールを目指す。

同大会は、3月15、16の両日、東京都の秩父宮ラグビー場で開催され、全国から予選を突破した16チームが出場した。鯉淵小・緑岡小レッドアンドブラックスは、準決勝で惜しくも敗れた。

報告会には、渡邊修監督や伊藤慧主将(12)ら大会に出場した選手10人らが参加。選手たちは「大きな舞台に立てたことが自信につながった」など大会を振り返った。
 同チームは、小学4〜6年生で組織されメンバーは22人。今回の全国3位はチームにとって最もいい成績となった。



このページのTOPへHOME