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2008年4月8日
●常総市と水海道JCが市民討議会開催で協定
協働のまちづくりに反映
常総市と水海道青年会議所(JC)は7日、市民主導のまちづくりに向けて、協働で「市民討議会」を開催するための協定を結んだ。市民討議会は無作為抽出による市民がまちづくりの課題を討議し、意見を市政に反映させる。市民討議会の開催は10月を予定している。

市民討議会の開催は昨年6月に水海道JCから提案があった。市と水海道JCのほかに市民公募の実行委員会を組織した上で、市民から市民討議会のテーマを募る。水海道JCによると、市民公募で実行委を組織し、テーマを決定するのは、全国の市民討議会の中で初めてという。

5月に実行委の委員を公募し、6月にはテーマを決定する。実行委は市民討議会の開催のほか、その手法の効果の検証や評価を行う。市民討議会に参加する市民は、市の住民基本台帳から1500人を抽出。このうち1グループ当たり6〜8人で、全体で5〜8グループでの討議を予定している。

協定は杉田光良市長代理の長行雄副市長と水海道JCの冨山静司理事長が締結した。神達岳志監事は「市民討議会は市民と行政の協働のまちづくりで、パブリックコメントなどとはまた違った幅広い層の市民参画意識が高まる足掛かりにしたい」とあいさつした。

市民討議会は市民参加の拡大が実現可能な手法として、全国的にJCと協働で開催する自治体が増えつつある。2005年に東京JC千代田区委員会が市民討議会を試行的に初開催。その後、06年には三鷹JCと三鷹市が初めて協働で開催した。

県内の市民討議会は昨年にごみ問題をテーマに常陸太田市と常陸太田JCが協働、坂東JCが単独でそれぞれ開催。20日には境町と境JCが防犯問題をテーマに協働で開催する。今後、取手市や守谷市などの常総JCでも開催を予定している。

●県土地開発公社、特定目的会社との契約解除
ひたちなか地区の9.9f、代金未納、再公募へ
県土地開発公社が昨年9月、特定目的会社「アセットパートナーズ水戸」と売却契約を締結したひたちなか地区の11・9fについて、そのうち9・9f部分の購入代金が3月31日までに入金されなかったことから、同公社は同社との売却契約を解除した。

契約解除を受けて同公社は、すでに入金されている1割の手付金6億3000万円を違約金として徴収する。9・9fの新たな売却先については、近く再公募する予定。

同公社は11・9fについて昨年2月、購入者を公募。水戸市内の不動産会社と都内の建設会社、デベロッパーの3社が設立した特定目的会社が、76億5600万円で購入し、複合商業施設とホテル・温浴施設を建設する予定だった。

昨年9月20日に売買契約を締結。1月31日までに代金を受け取り売却する予定だった。

しかしその後、米国のサブプライム住宅ローン問題の影響で同社が資金調達に苦戦。公社は売却期限を3月31日までに2カ月間延期したが、複合商業施設が計画されていた9・9f部分について、期限までに購入代金を支払うことができず、契約解除となった。理由について同社は、サブプライム住宅ローン問題の影響と、核テナントの決定が遅れたためと説明しているという。

一方、ホテル・温浴施設が計画されている2f部分については期限内に13億4800万円が支払われ、売買が成立した。

今回の契約解除で、土地開発公社に対する県の追加負担が今後生じるか否かについて橋本昌知事は「今後、再公募をしていく。それ(売却価格)によって土地開発公社への財政影響が異なるため、それを見ないとと何とも言えない」としている。

●那珂機場の測量再開、霞ケ浦導水工事で
栃木県那珂川漁連、中止求め陳情書提出
霞ケ浦導水・那珂川取水口工事が4日、漁協の抗議を受け、着工からわずか1時間半で中断していた問題で、工事を請け負った建設業者は7日、工事予定地の水戸市渡里町、那珂機場で測量を再開した。

測量は7日午前中、那珂機場の敷地内で実施、午後からは雨のため中断した。

国交省霞ケ浦導水工事事務所は「建設業者が漁協から工事内容の説明を求められているので、対応を協議している」としている。

一方漁協側は7日、栃木県那珂川漁連(金子清次会長)の役員ら7人が那珂機場を訪れ、栃木県内で集めた取水口工事の中止を求める陳情書を1万6032人の署名を添えて提出した。

茨城の那珂川漁協(君島恭一組合長)は昨年11月30日、工事中止を求める1万3636人の署名を既に提出しており、茨城、栃木合わせて計2万9668人になる。

日立市が姉妹都市提携20周年で新協定
ニュージーランド・タウランガ市と
日立市とニュージーランド・タウランガ市の国際親善姉妹都市提携が20周年を迎え、同市のスチュアート・クロスビー市長らが出席して7日、日立市内で新協定書調印式と姉妹都市会議が開かれた。友好交流の20年間の実績に、さらに具体的な相互交流を図ることなどが確認された。

新協定書調印式では、樫村千秋市長が「(新協定が)両市にとって有効で、末長い付き合いにつながることを期待している」と述べ、クロスビー市長は「20年前の協定書は庁舎に飾ってある。きょうは将来を見据えた協定であり会議となる。しっかりとした土台を築きたい」と期待を込めた。

20年前の協定では両市の繁栄と友好関係の増進を図るなどの理念だけだったのに対し、今回は、具体的な交流事業の実施を盛り込んだ。内容は、@市民による交流事業の推進・支援A教育・文化に係る交流事業B経済振興と観光振興に係る交流事業C両市の友好発展に寄与する事業―の4項目。

分科会は4項目に沿って関係強化、経済、教育、観光の四つのグループ会議が開かれ、それぞれの担当者が出席して意見交換した。会議ではインポートフェアの開催や中学生の海外短期留学、動物園への動物の受け入れなど具体的な事業提案が出された。

タウランガ市長一行は市長夫妻をはじめ市議、観光や経済の関係団体代表者ら6人で、4日に来市。日立市若葉町の複合商業施設「さくらシティ日立」で開催したインポートフェアの視察や、「日立さくらまつり」の見学、日立さくらロードレースへも参加し、観光施設の視察も行ってきた。

8日はかみね公園でサクラの記念植樹を行い、夕方、日本を発つ予定。

タウランガ市はニュージーランド最大の輸出港のタウランガ港を有し、経済を中心に発展。2006年の人口は約10万8000人。気候は温暖で乾燥し、キウイフルーツやタンジェロなどの園芸産業が盛ん。有数のリゾート地でもある。両市の姉妹都市提携は1988年4月18日に調印。ロータリークラブやボーイスカウトの姉妹クラブの提携、中・高・大学生の訪問、文化・スポーツ交流などを行ってきた。

●動物愛護推進員80人に県が委嘱状
ペットの正しい飼い方をボランティア活動で広める
ペットを本当に愛していますか―。イヌ、ネコなどペットの正しい飼い方をボランティア活動で広める県動物愛護推進員の委嘱状交付式が7日、水戸市笠原町の県庁・講堂で川俣勝慶副知事のほか、庄司昭県動物指導センター長、村山政利県生活衛生課長、動物愛護関係者など約100人が出席して開かれた。

県は、2003年5月、動物愛護の基本方針である『県動物愛護推進計画―人と動物が共生する地域社会の実現』を策定。12年度までの10年計画で、例えば全国最下位にある捕獲されたイヌの返還率を10%にする努力目標を掲げるなど、国に先駆け動物愛護推進員(民間ボランティア)制度を発足させた。

この地域活動が実り、03年度当時、県が収容し致死処置―いわゆる殺処分せざるを得ないイヌやネコは年間約2万頭に上っていたが、現在では1万頭を切っているという。それでも飼い主の無責任な飼い方から、ペットの犠牲は後を絶たないのが実情だ。

今回、第4期となる動物愛護推進員(任期は2年)は、一般公募51人、県獣医師会、市町村、愛玩動物協会などの推薦29人の計80人(うち、継続者は36人)。川俣副知事は一人ひとりに委嘱状を手渡し、「ペットの正しい飼い方の普及、啓発活動は、大変重要な仕事。多くの実績を残している皆さんの活動に期待したい」と激励した。

交付式では、この後、推進員の年間活動計画が示され、県、市町村などと連携。月1回開かれている「子犬の譲渡会」のほか、狂犬病予防の地域における「集団注射」の呼び掛けなど、積極的な動物愛護活動を推進していることを確認した。



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