2009年5月12日
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| ●稲敷談合、元社長に懲役1年求刑 |
| 「巧妙で悪質」検察指摘 |
| 稲敷市発注工事をめぐる談合事件で、競売等入札妨害(談合)の罪に問われた稲敷市清久島、「サンエイ工業」元社長村松和被告(62)の論告求刑公判が11日、水戸地裁(高橋純子裁判官)であった。検察側は「一人で常習的に談合を取り仕切っていたもので、刑事責任は重い」などと述べ、懲役1年を求刑。弁護側は「十分に反省している」などとして執行猶予付き判決を求めた。判決言い渡しは25日の予定。 検察側は論告で「談合は『業者の共存共栄のため』などと主張するが、工事価格が大きく利益になる上下水道工事を経営する会社に配分し、不正の利益を得るための身勝手な利益に過ぎない」と非難。市議会などで談合が問題化されないよう落札価格の上限を各業者に指示していたとして、「手口は巧妙で悪質」と指摘した。 弁護側は「各業者に公平に、仲良くとやっていた。反省していて贖罪(しょくざい)寄付もしている」と述べた。また書類送検されたほかの業者らは不起訴や略式起訴で、公判請求されたのは村松被告のみだとし、配慮を求めた。 この日の被告人質問で、村松被告は弁護側に談合の背景を問われ、「俗に言うたたき合いをやるとメンバー相互に不信感が出る。先輩の人間関係で作り上げた組織をわれわれの代で壊すわけにもいかない。たたき合いで弊害が出ると認識していたので、ちゃんと施行しようという自覚もあった」などと理由を話した。また、検察側の質問に「(談合は)昔からの慣習として根付いていた。法律違反の認識はあったが、長年の慣習の中で行われていたので…」と繰り返した。最終陳述では「非常に反省している。寛大な処置をお願いしたい」と話した。 起訴状などによると、村松被告は昨年10月8日実施の配水管布設工事の指名競争入札で、自社が落札するよう、ほかの7業者と談合した。また、同年11月26日実施の汚水管渠工事の指名競争入札で、特定の業者が落札するように自社以外の参加業者8業者と談合したとされる。 |
| ●小沢代表辞意、県内にも波紋広がる |
| 大畠民主党県連代表「挙党一致体制を」 |
| 民主党の小沢一郎代表が11日、代表を辞任する意向を示し県内でも波紋が広がった。総選挙を前に一連の騒動の責任を取った模様だ。小沢代表は、西松建設の違法献金事件をめぐり、公設第1秘書が政治資金規正法違反罪で逮捕・起訴された後も、「政権交代」を目指すため、党内の結束を訴えていたが、「衆院選を戦えない」として小沢代表に辞任を求める声は絶えることなく「いつ辞めるか」というタイミングが焦点となっていた。 党本部で会見した小沢代表は、「政権交代という目標を達成するために、自ら身を引くことで、民主党の団結を強め、挙党一致をより強固なものにしたいと判断した。国民、支持者の皆様に心配を掛けたことをおわび申し上げる」などと述べた。 辞意を受け、同党県連の大畠章宏代表は、「突然の辞任表明に驚いたが、小沢代表らしい英断であると冷静に受け止めている。今後皆で英知を結集して代表の意を大して強固な挙党一致体制を築き、総選挙に臨み、政権交代を実現していきたい」というコメントを発表した。 辞任表明がいつなのかはっきりしない状況が続いていたが、県内の同党候補予定者の「小沢離れ」は一足早く、候補者と「党の顔」小沢代表を組み合わせたポスターは、ここ1〜2カ月の間に、原中勝征県医師会会長などに変わる動きも見られていた。 ある同党候補予定者は、「(小沢代表の問題が発覚して)当初は辞任の声がなかったが、民主党が勝つためには小沢さんがやめなければならない」という声があったことを明らかにした。「無党派層には影響があったのでは」と分析する。辞意については「(小沢代表の)決断を重く受け止め評価すべき」とした。 |
| ●「ひたちシネマサポート」2作品が完成 |
| 「BIRTHDAY」など17日記念上映会 |
| 日立市が、市のイメージや知名度を国内外に高めるような映画づくりを支援する「ひたちシネマ制作サポートプロジェクト」に選ばれた2作品が完成し、17日午後、同市幸町の日立シビックセンターで記念上映会が開かれる。上映後には監督によるエピソードの紹介もある。入場無料。 作品は、「BIRTHDAY」(半田哲平監督、上映時間約65分)と「僕たちの反抗旗」(松本卓也監督、約100分)の2本。上映時間は「BIRTHDAY」が午後1時と同4時35分から。「僕たちの反抗旗」が午後2時25分と同5時45分から。 「BIRTHDAY」は、市役所勤務の男性がアウトレットモールへの建て替えが決まった動物園に出向くが、動物園では工事開始日に開園30周年記念式典を計画していた。式典をやめさせようとする男性だが、動物園に関わる人たちを知ることで閉園に疑問を感じ、悩み始める。 半田監督は映画専門学校卒業後、映画製作集団を結成。日立市を舞台に撮影された「フミの帽子」や「ゴーグル」の撮影監督を務めた。 「僕たちの反抗旗」は、経営難で12月23日に閉園となったレジャーランドに、親への不満を持つ子どもたちが園長を誘拐して立てこもる。子どもたちの生き生きとした姿に魅せられた園長と子どもたちのクリスマス2日間に渡る大作戦が始まった。 松本監督は、黒澤明ビデオフェスティバルで準グランプリや「青春ダウジング」=淡路島映画祭で井筒監督審査委員長賞などを受賞。フリーディレクターとしても活躍中。「シネマ健康会」(東京)の代表を務めている。 同サポートプロジェクトは映画づくりを奨励し、映像文化の振興を図るため、映画の制作希望者に資金(奨励金)を援助するもの。ストーリー性やロケ地の大半が日立市内、市のイメージや知名度を国内外にアピールできることなどをポイントに選考され、24件の中から選ばれた。 問い合わせは、ひたちシネマ委員会事務局(電話0294・22・3111内線534)まで。 |
| ●桜川市長選に中島氏が立候補表明 |
| 現職に次いで2人目 |
| 10月に任期満了に伴う桜川市長選で、新人で石材業の中島市郎氏(49)=無所属=が11日、立候補を表明した。 中島氏は1935年5月生まれ。県立筑波高校卒。2006年に市議会の解散請求運動を起こし、同年8月に住民投票により議会解散を実現させた。住民団体「桜川市民の声」代表を務めている。 中島氏は「桜川市は300億円以上の借金があるのに100億円もの合併事業特例債事業を推し進めようとしているが、現在の世界的不況時にやることではない。それよりも地場産業の石材業を大切に育てていくべき。本当に必要なものを市民とともに実現し、若い世代が市に残るよう一生懸命頑張って行きたい」と意欲を述べた。 公約に石材業や農業の後継者確保と利益拡大、特産物の研究などを掲げ、合併特例債事業計画や岩瀬町駅前開発に反対の姿勢を示した。 現職の中田裕市長(61)は3月定例会で立候補を表明しており、中島氏で2人目。 |
| ●プリザーブドフラワーPR |
| バラ栽培の小林さんが知事表敬 |
| 筑西市でバラ栽培に取り組み、生花などのインターネットショップ「Honey Bouquet(ハニーブーケ)」代表を務める小林幸子さん(61)が11日、県庁に橋本昌知事を訪ね、これまでの活動や長期間にわたって花を楽しめる「プリザーブドフラワー」をPRした。小林さんは13日から埼玉・西武ドームで開催される「第11回国際バラとガーデニングショウ」に、生のバラ切り花などを出展する。 小林さんは、橋本知事へのプレゼントとして、イングリッシュローズやラベンダー、アジサイなど10種類以上の花を盛り込んだプリザーブドフラワー作品を持参。現在販売に力を入れているというプリザーブドフラワーがどういったものか、生産工程などを説明した。 プリザーブドフラワーは、美しく長時間保存できるよう専用の溶液で加工した花。切り花を有機溶剤で脱水、脱色し、保存液を使って水分と置き換え、染料で着色した後に乾燥させて作る。ドライフラワーと違って、花弁の鮮やかさが生きた花と比べて遜色(そんしょく)なく、触っても柔らかく、みずみずしいのが特長。寿命が長く、保存状態がよければ10年以上保存でき、着色によって現実にはない色合いの花を作り出せるという。 販売する生花、プリザーブドフラワーともすべて自ら生産しているという小林さん。現在、700本500種のバラを育成し、2005年、06年の国際バラとガーデニングショウでは大賞を受賞するなどしている。 橋本知事は、贈られたプリザーブドフラワーを前に一つ一つ花の説明を受け、「高価なものを頂いた」と感謝の言葉。表敬訪問後、小林さんは13日からの国際バラとガーデニングショウでの好成績を誓っていた。 |
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