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| 食の安全 | 問われる環境整備 | ||||||||||||
信頼維持に政治の在り方 今日ほど、食についての安全性が問われている時代はない。県南地域のあるスーパーの担当者は「多少割高でも、安全性を求める消費者の意識は高く、購入意識がそちらに向いていることを肌で感じる。品ぞろえや販売方法も『より良いものを、より安く』といった漠然としたものから、きちんとした情報提供の下で、安心して買い物していただくことが主眼」と話す。 生鮮品などでも、生産者の顔写真入りの品が出回るようになり、生産者と消費者の情報伝達に、さらなる透明度のアピールと信頼性を高める努力が販売戦略上も重要になる。わずかでも不安の残る商品はすぐに、店内から姿を消すと言う。 鳥インフルエンザの問題では、養鶏業者の対応の不手際や問題軽視の姿勢が大きく問われ、結果的に重大な被害となって社会に不安をもたらした。法令順守意識を徹底させた上での情報公開と初期対応の適否が、その後を大きく左右することを教訓として残した事件になった。 土浦市内で買い物を済ませた主婦は「安全性はやはり気になりますね。ただ、表示を信じる以外にないですけれども…」と話し、生産者、食品メーカー、そして商業者への信頼も大きなカギとなっていることを明かす。 より安全な食の環境を整えるために、情報公開と法令順守の意識をいかに高めるか。生産者、流通業界、消費者間の信頼が基本だけに、そこに働き掛ける政治の在り方が問われることになる。
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