| 成長力全国一の守谷市 | |
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回遊性ある「森の駅」整備 景観重視の複合拠点形 |
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これにより、毎年人口が増加し、県南部の一大ニュータウンとして都市化が進んだ。現在の人口約五万二千人のうち、ニュータウン人口は約三万二千人で六割を占める。下水道普及率はTX開通までに、100%になる見込みだ。 東洋経済新報社が発行する「地域経済総覧二〇〇四年版」によると、守谷市は都市の「成長力」で、前年に続いて全国一となった。成長力は最新データを五年前と比較し、この増減率から都市の勢いを指数化した。消費指数、産業指数ともに一位で、総合指数は122・4となっている。 市内には都内への通勤者が多い。現在の関東鉄道常総線を経由し、常磐線取手駅乗り換え利用に比べ、30―60分の時間短縮が見込まれている。市駅周辺まちづくり推進室の岡田宏美室長は「通勤時間の短縮は経済効果が大きい」とみる。TX開通で、さらに都市の成長が期待されている。 TXの守谷駅は常総線守谷駅と交差し、高架で設置される。駅周辺では市が施行する約39ヘクタールの土地区画整理事業が進められている。ここでは「玄関口・守谷の顔にふさわしい質の高いまちづくり」を目指す。 駅の下側は常総線と並行して国道294号が南北に走る。東西の流れはTXで分断される。このため、常総線と国道をまたいで西口駅前広場(約一万平方メートル)と東口駅前広場(約四千平方メートル)とは、延長約360メートルの自由通路ぺデストリアンデッキで結ぶのが特徴だ。 守谷駅では朝夕のラッシュ時に発着する列車が16本。このうち11本が始発となる。多くの乗降客が予想される。岡田室長は、「単なる乗換駅でなく、回遊性のある駅にしたい。『森の駅守谷』を印象付けるように多くの植栽をしたい」という。 TXと常総線の交差部周辺は、複合的な商業地を計画している。四分割した地区には、それぞれ商業、文化、生活、業務といった特徴ある施設を配置する土地利用の方針が挙げられている。岡田室長は「駅前に大型店の誘致は難しい。大型店は国道や常総ふれあい道路沿いの立地が多い」とみている。 商業地を取り囲む形で住宅地が形成される。市では守谷駅周辺地区で、建築物の用途や高さ、敷地面積の最低限度、垣根や柵の設置などのルールとなる地区計画を決定している。 例えば住宅敷地面積は165平方メートル以上、高さ上限は12―16メートルなどと定められている。市内四地区のニュータウンでは、これまでも戸建住宅が中心で、地区計画が定められている。駅周辺の開発でも 景観を重視した良好な環境づくりが基本となる。 市では2002年に「緑の基本計画」を策定した。緑地保全や公園整備、公共施設や民有地の緑地などの整備方針を定めた。目標年次の20年には、市全体で44%の緑地を確保する。 「緑を大切にし、人に住んでみたいまちづくりを目指したい」。岡田室長は守谷駅周辺整備の基本方針を挙げる。 |
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