| マンションラッシュ | |
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公団用地処分で活発化 駅近い環境に早期完売 |
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昨年春、吾妻一丁目の筑波合同庁舎東側に小川建物(本社東京都)が九階建て三十八戸を建設した。この後、昨年秋には吾妻三丁目の東京家政学院筑波女子大に隣接し、ダイア建設(同)が十四階建て二百四十七戸、東新井四丁目に王子不動産(同)が十一階建て百三十二戸を次々に建設した。 現在、吾妻一丁目のショッピングセンター「クレオ」西側では、小川建物が十一階建て六十三戸を建設中だ。さらに一月から二月にかけて、吾妻一丁目の筑波学園郵便局北側で、穴吹工務店(高松市)が十四階建て八十五戸、竹園一丁目の県道土浦学園線沿いに面した大清水公園西側で、協栄工務店(土浦市)が十五階建て二百三十戸を着工した。 既に完成している三棟の戸数は四百戸を超える。他の建設中の三棟と合わせると八百戸近い。いずれのマンションもTXつくば駅から半径五百メートル以内にある。つくば駅まで徒歩五―十分と近い。 着工間もない二棟は、まだ販売を開始していない。小川建物の二棟を除く他の二棟は二LDK―四LDKで、最多価格帯は二千―三千万円台。小川建物は三LDK―四LDKのオーダーメイド感覚の間取りを特徴にしており、四千万円台が中心だ。 四棟はすべて一―六カ月以内に早期完売した。購入者は市内や周辺市町村の居住者が多いという。穴吹工務店では「潜在需要があり、つくばのステータス性から進出を決めた。これを機会に県南地区への進出の足掛かりにしたい」としている。 東新井地区を除いた吾妻、竹園地区の五棟は、いずれも都市基盤整備公団が用地を売却した。都市公団はバブル期の一九八九年に洞峰公園西側の二の宮地区で、マンション建設販売業者二社に一・三ヘクタールの用地を売却した。 都市公団が市中心部でマンション建設用地を売却したのは、二の宮地区以来これまでなかった。今回は十三年ぶりの売却になった。二の宮地区の当時の売却価格は、一平方メートル当たり約十六万三千円。今回の吾妻、竹園地区は十五―十八万円で、これまで高値だった市中心部の地価が安くなった。 筑波研究学園都市建設の土地利用計画で、市中心部の中にある亀の甲型の約八十ヘクタールは、都心地区に位置付けられている。都市公団による研究学園都市の建設は、九八年度末に事業終息した。これに伴い、暫定駐車場などになっている都心地区にある未利用地の処分計画(〇一―〇三年度)を策定した。 未利用地は九八年度末に十三ヘクタールあった。今回売却した五棟分のマンション建設用地は二ヘクタール。施設建設で四ヘクタールを売却しており、残る未利用地は七ヘクタールに減った。 「いずれもTX開業を当て込んだ業者からの引き合いがあり、需要増になるとみてマンション建設用地の売却に踏み切った。土地下落で売却価格が安くなったこともある」。都市公団茨城地域支社の三沢淳二経営管理課長は、マンション建設ラッシュの背景を話す。 続いて都心地区とは学園東大通りを挟んで隣接する吾妻地区で、今月中にも〇・六ヘクタールのマンション建設用地を売却する計画がある。 |
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