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公明の存在感、衆院7区は微妙に 公認、推薦の全員当選 |
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◆貢献度◆ 「一万票差なら、うちの存在感も示せ、感謝されたんでしょうがね。二万票差だからな…」。四月二十七日夜、参院補選に圧勝した岡田広氏の事務所で、公明党県本部の石井啓一代表、鈴木孝治副代表がつぶやいた。 同党は衆院七区補選で永岡洋治氏、参院補選で岡田広氏と、国政で連立を組む自民党の新人を推薦。七区で、吉原英一氏が二十四日に開いた集会で四千人を集めると、改めて最終的にテコ入れ。「間に合ったかどうか」と心配顔をのぞかせた。 統一補選のうち、茨城の参院補選と山梨は無風状態で、衆院東京六区は民主党優位だった。茨城七区は、ライバルも自民系ながら、敗北なら小泉内閣がガタつき、自民党内の権力闘争から、政局が不安定になりかねない。それは避けたかった。 同区の公明票は二万五千票だが、自分の党以外に入るのは、「最大で二万票程度」とされる。接戦なら相手に感謝されるが、永岡氏と吉原氏の差は約二万票だった。自民は自力勝利を確信。微妙な票差に、公明幹部の表情も複雑だった。 ◆与党意識◆ 四月十日告示の参院補選、十五日告示の衆院七区補選。岡田氏、永岡氏の出陣式の壇上で、石井代表は自民党の山崎拓幹事長、保守新党の金子善次郎・副幹事長と並び、連立与党の一体ぶりをうかがわせた。 壇上には、国家老格の足立寛作代表代行らの姿も。選挙期間中には鈴木副代表、井手義弘幹事長らも選挙区入り。本腰を入れた運動を展開している。推薦とはいえ、準公認といえる力の入れようだった。 蜜月ぶりだが、かつては苦い経験も。二〇〇〇年の総選挙では、初めての自公選挙協力で、県内の自民党候補を支援したが、落選した選挙区をめぐり、自民側は「マイナスだった」。公明期待の比例得票増はわずか。相互不信が強まった。 しかし、内閣が三代、パートナーが自由党、保守党と変わっても、自公連立は長期化し、政策協議や国会対策、〇一年の参院通常選…。中央で協力を積み上げ、今回は初めて自民党県連が、県本部へ正式に支援依頼も。すっかり与党意識も強まった。 ◆第一党◆ 公明は今回、県内の衆参統一補選、統一地方選で完勝を収めた。衆参の補選、首長選の推薦候補ばかりではない。市町村議選も、十八市町で公認四十人を擁立。全員当選で改選数に五つ、前回より二つ上乗せし、県政界での存在感が増した。 これで県内の地方議員は、県議を含め百十一人と過去最多に。ライバルの共産党は、当選者数の二十六議席、県内地方議員の八十四人も四年前と同じ。両党の差は、四年前の八から二十七に開き、県内第一党争いに一応の決着がついた。 得票数も、前回より約一万一千票(18.2%)増。十六市町議選の得票が過去最高を記録。得票率も、水戸、日立、土浦、古河、龍ケ崎、牛久、鹿嶋、江戸崎で10%を超えたほか、江戸崎、土浦では目標の絶対得票率一割も達した。 「うちは上位当選が不可欠。近い将来に合併も見込まれ、当選可能でも候補擁立を抑えた。目一杯立てても、全員当選は可能だが、後に候補者調整が不可欠となるし…。それでも、今年中に百二十人まで増える」。ある幹部は自信を示した。 |
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