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共産、参院は史上最高得票 公認、推薦の全員当選 |
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◆17万票◆ 十七万二千四百五十五票。参院補選で、共産党県委員会書記長の小島修氏が獲得した票だ。当選した元水戸市長、岡田広氏は約七十二万票で、大きな開きがあったものの、同党の候補としては、参院通常選、同補選、知事選を通して史上最高だった。 同党は、旧社会党の安保政策転換以来、反対票・批判層からの支持を吸収する。一九九六年の総選挙以降、国政選は全県で十万票以上が定着。地方選も躍進し、二〇〇一年には県内の県議、市町村議が初の計九十人に達した。 だが、〇一年の参院選では、選挙区で約六万七千票、比例区で約五万九千票と後退。今回は衆参統一補選、水戸市長選も重なって苦しむ。小松豊正選対委員長らが、「選挙集中は自民党の戦略。野党の分散を狙った」と嘆くほどにだった。 それだけに、初の十七万票台に幹部らの表情もほころぶ。「茨城の場合、参院通常選の当選ラインは二十数万票。二十二万票程度で当選する時もある。もうひと頑張りで議席に届く」。そんな皮算用も聞こえる。 ◆落差◆ 参院補選の大躍進に比べて、衆院七区補選は惨敗と言って良かった。二〇〇〇年六月の総選挙に続き、再挑戦の稲葉修敏氏は、保守系三人の激戦に飲み込まれ、期待とは裏腹に六千八百九十票。前回の一万五百票を約四千票も減らした。 参院の小島氏と比べると、その落差は関係者にも衝撃とも言える。小島氏は、七区で三万二千四百七十五票を獲得した。同区で善戦した自由党新人、加藤真砂子氏の三万四千六百八票に匹敵。稲葉氏は、小島氏の五分の一に近い。 市町村別だと明暗がハッキリする。特に岩井市は象徴的。稲葉氏の三百四十四票に対し、小島氏は三千四百三十三票を得た。実に十倍の開きが。七区の十二市町村はほとんど、小島氏が稲葉氏の五倍前後で、六市では一けたの違いがあった。 補選は、中村喜四郎・元建設相失職に伴う。中村票を意識し、金権問題を避ける保守系三氏に、稲葉氏は正面から取り上げたが、有権者の支持は得られなかった。党県委員会は「自民党と中村派の代理戦争に飲まれた」とみる。 ◆再浮上?◆ 統一地方選は、かなりの善戦だった。共産党は今回、十六市町議選で三十人を立て、改選数を一つ減らしたが、前回と同じ二十六議席を維持。水戸市長選も、過去最多の一万六千票、取手市長選も五千票を上回った。 議員選の候補者数が、四年前に比べて七人少なく、県内の政治関係者間では、「守りの選挙」との指摘もあったが、擁立した十六市町議選中七つで定数削減。日立、鹿嶋が四、水戸が三、下館、古河、水海道、五霞が二つ削減されている。 その中で、下館では初めて三人、水戸も前回と同じ四人、古河も前回と同じ三人を擁立。統一補選に参院補選絡みで、水戸市長選が加わり、戦力が分散しているにもかかわらず…。積極的な選挙戦だったとも言える。 今回は、過去最多だった前回に並ぶ二十六議席で、地方議員総数も前回と同じ八十四人に。公明党との差は、四年前の八が二十七に拡大したものの、県委員会の幹部らは「県議選と統一選は、新たな前進のはじまり」と表情が明るい。 |
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