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| NPO編5 | つくばクリエイティブ・リサイクル(つくば市) | |
市民による「広場」運営 リサイクル広場を運営する。各家庭で不用になった粗大ごみなどを、市民から無償で譲り受け、補修・清掃して販売する。不用品の回収や補修は、障害者や高齢者が担当している。 広場は、休園となった市立沼崎幼稚園跡の「沼崎工房」(販売日は毎週金・土・日曜)と、中央公園水上レストハウスの出前リサイクルマーケット(毎週日曜日)の二カ所。沼崎工房は補修作業所も兼ねる。 販売しているのは食器、雑貨、衣類、家具などさまざま。値段は食器や雑貨が数十円と、とても安い。 利用者数は二カ所合わせて一日平均六十人程度。毎月平均四、五十万円の売り上げがある。重さに換算すると、昨年一年間で計約三十六万八千dのごみを減らした計算だ。 売れ残った衣類は、大阪のNPO法人「日本救援衣類センター」を通じ世界各国に届けている。 ◇ 同広場は、六年前の一九九八年、市高齢者福祉事業団が開設したのが始まり。現在、NPO代表を務める土屋正子さんが、当時、広場の運営委員として運営を担当した。 土屋さんはもともと、国際交流団体「アジア友情の会」の世話人。タイ、カンボジアなどの子供たちの教育を支援するため、九三年から約十年間にわたって、自宅の一部を開放し毎月三回、仲間と共に、衣類や雑貨などのリサイクルバザーを開いていた。 土屋さんは九六年、環境問題に関心が深い仲間と共に、つくば市に新しいごみ処理施設が完成したことから、同施設を見学。しかし施設には粗大ごみを再生するリサイクルセンターがなく、不満が残った。 当初土屋さんらは、センターの開設を市に要望。ごみ問題に関心がある市民を集めて「リサイクル推進会議」を結成し、署名活動や提言活動なども展開した。 そうした中、事業団がリサイクル広場を開設。手探りでのスタートだったが、バザーの経験豊かな土屋さんらが運営をリードした。 ◇ 二〇〇二年、同事業団が市社会福祉協議会に統廃合されたのをきっかけに、NPO法人を設立することに。〇三年四月、法人の認証を取得。同広場は、市民によるリサイクル拠点として、新たなスタートを切った。 「つくばのごみの山を宝に」がキャッチフレーズ。土屋さんは「さまざまな環境問題がある中で、ごみを減らすことは最も身近で緊急を要する問題」と話し、「『もったいない』という気持ちを大切にして、何とか循環型社会を実現したい。高齢者や障害者が喜んで仕事ができる場にしたい」としている。 |
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