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世代交代の軌跡 土浦市長選を振り返って(上) |
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◆ 九日午後八時すぎから、同市真鍋新町の中川氏の選挙事務所には支持者が続々と詰めかけ始めた。出口調査の結果では、中川氏と小野氏の得票はほぼ六対四の割合。陣営は勝利感に包まれた雰囲気で開票作業を見守った。 当初の予定では九時半から三十分間隔で中間速報が発表されるはずだったが、第一回が発表されたのは午後十時半すぎ。しかも得票は両候補とも一万票の同数。しかし、数分後、陣営は待ちきれずに“勝利宣言”を発し、万歳で祝った。 最終的な得票は中川氏三万八千二百二十三票、小野氏二万五千六百九十八票。その差一万二千五百二十五。出口調査通り、中川氏がほぼ六割を得票した。 同市長選の得票数としては、過去最高だった助川市長三選目(八年前)の三万五千五百五十五票を上回った。 ◆ 当選した中川氏は「投票率が上がったのはよかった。市民にぜひ関心を持ってもらいたいと思っていたが、多少なりとも若い人が投票に行ってくれた結果だと思う」と歓迎した。投票率は前回の50・05%を大きく上回り、61・13%となった。 四年前は、現新の三つどもえの激戦となったにもかかわらず、前回よりも9・22[ポイント]低下、過去二番目に低い数字だった。 今回は衆院選の時期と重なったため、市選管は当初予定した十六日投開票を一週間早め、衆院選と同日選に前倒し。職員の負担や経費を軽減できるほか、相乗効果で投票率アップをねらった。衆院選は前回の二〇〇〇年六月が56・36%と市長選よりは高めだった。 しかし、実際は市長選の方が総選挙の投票率を押し上げる結果になった。衆院選の投票率は全県で55・95%(前回59・91%)、小選挙区の茨城六区は56・76%と前回よりも0・68[ポイント]低下。しかし、土浦市に限ると、投票率は61・59%で、5[ポイント]以上高くなった。 市民の関心を高めた仕掛けとして、土浦青年会議所(勝田達也理事長)が同市長選初の公開討論会を開いたことも影響しているとみられる。 |
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