![]() 土浦市議会 交通体系調査特別委員長 川口 玉留氏 |
|
|
まずバス輸送力強化/「りんりん道路」見直しも
既に八回の協議を経て、つくば市と連絡する新交通システムの整備が可能か否かについても協議。TXの現地視察や名古屋市の高速バス、大阪モノレールなども視察し、三月の中間報告とりまとめを目指している。 川口氏はTXへの対応について「バス輸送以外ない」とし、当面、両市間のバス運行に何が必要か、充実と現実的な対応に向けての調査検討、課題克服への具体的な対応の必要性を訴える。「りんりん道路」(旧筑波鉄道)を新たな連絡幹線路に位置付けて再整備し、現在の高架道を含む「土浦学園線」のほかに新しい幹線ルート整備の必要性も強調する。 「TXが土浦に延伸するのは現状では極めて困難。かつて業務核都市構想のあった宍塚大池周辺の整備が進まない中で、新交通システムを当てはめても運営をどこが請け負うか大きな問題。両市間の交通で採算が取れる状況が必要となる。交通網整備も改めて検討が必要ではないか」と語る。仮に高架道に新交通システムが入れば、下に下りた車が土浦市内の混雑に拍車を掛けることを懸念、新たなルート設定も視野に、連絡交通網の再整備も検討すべきとする。 当面、新治村との合併に伴う財政優遇措置で二市村間の連絡強化を図り、その延長上につくば市やTXとの連携を位置付けようという考えだ。 中川清市長もTXに対する現実的な対応策として、まず、つくば―土浦間のバス輸送力強化を挙げる。現在、県、筑波大学、つくば市、新治村なども交え、検討委員会を立ち上げ、方向付けを協議している。TX利用でつくば来訪者が増えるのを機に、土浦にもその流れを呼び込むべく、魅力あるまちづくりが普遍的な課題となる。 中川市長は、TX開通が近づくに連れ、JR側の常磐線に対する取り組みに変化が生じてきたとみている。TXとの競合が必至となるなか、東京駅乗り入れに前向きになってきたとの感触を得ており、新型車両の導入などとの相乗効果に期待する。市としてもTX開通による常磐線への効果を最大限に引き出しながら、中長期的な視野に立った交通網整備に万全を期すことになる。 |
|
|
|