アマドゥ(ニジェール共和国)

かんがい技術を広めていく
私の国はサハラ砂漠が60%を占めています。主産業の農業はかんがい整備が遅れています。全体の3%ぐらいは日本と同じように整備されています。農家のほとんどが小規模で、貯水池のダムは多くあるのですが、そこから農地に引き入れる整備が遅れているのです。

今の政府は教育、資源の確保、農業開発に力を入れています。そこで大事になるのがかんがいです。JICAではかんがい排水に関する体系的な知識の習得をしていきます。そして、国へ帰ったらその技術を広めていくのが私に与えられた任務です。

ニジェールにも四季があります。一月から三月までは一五度前後で過ごしやすく、日本には二月に来ましたが寒く感じませんでした。ただ、夏の暑い季節には六〇度にもなる時があります。もちろん仕事などできません。人々は、大きな木の陰で休んだり、部屋で静かにしています。

来日するにはパリで飛行機を乗り継ぎ約十七時間かかりますが、ビザを取る関係で、今回は三日かかりました。

日本に行くことが分かった時、妻は子供が二歳と小さかったので、寂しくなると喜ばなかったのですが、これは国の大事な仕事ということで承知してくれました。
来日して間もないので、よく分かりませんが、日本人は規則を守り、よく働く国民だと思います。


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