レイラ・アバザ(チュニジア)

気候の似ている日本とチュニジア
私の国は温暖な気候に恵まれ、伝統的に盛んな農業(小麦、大麦、かんきつ類、オリーブ)に加え、石油、天然ガス、リン鉱石などの天然資源、食品加工などが盛んです。また近年は皮革・繊維工業、情報通信業など急速に成長を遂げ多様な産業構造を示しています。その中でもオリーブ産出は世界で四番目。国の広さは日本の約五分の二で人口は約九千五百万人です。

昨年十二月に初めて日本に来ましたが、チュニジアは日本と緯度が同じで気候が似ており寒さは感じません。センターでの生活は満足しています。JICAの職員は英語も話せますし、とても親切でいい印象を受けました。ただ、市の中心部から離れており買い物などに不便だということです。私は自転車が乗れないのです。国では車の運転をしますが。JICAの規則で研修員は運転してはいけないのです。

中心街に行くには二つの方法があります。毎週土曜日運行されるショッピングバスを利用することと、私の研究は筑波大学でやっているので、友達に乗せてもらい一緒に出掛けることです。もっと、自由に動けるように、今、自転車乗りの練習をしている最中です。

私の国は地中界沿岸の都市なのですが、オリーブの木がたくさんあります。この分野の仕事が面白いのではと思い始めました。今は政府の研究機関で働き、オリーブに含まれる抗がん剤とか、抗アレルギー物質について研究をしています。

日本とは五年計画で共同研究が進められています。今回は同僚と二人で来ました。研究を通して日本人を見た印象は、しっかり組織化された中で研究が進められていることです。ヨーロッパで研究したたこともあるのですが、どちらかといえば個人プレーが強い傾向にあります。

大学からJICAに帰ってくると、ロビーで誰かとお話しをするのが楽しいです。いろんな国の文化のことや、どんな考えを持っているかを聞くのです。研究の話は一切しません。音楽が大好きですから、国によって違う音楽の話題に興味があります。