ジア ソワン ディナ(カンボジア王国)

一番好きな乗り物は新幹線
カンボジアは、日本の約半分の広さで人口は一千三百五十万人です。宗教は一部の少数民族を除いてほとんど仏教です。世界的に有名なアンコール遺跡が残され、日本などの協力を得ながら保存と修復作業が進められています。

主要産業は、農林水産業で、私は農業省の農業機械部で計画管理室の技術部門を担当しています。JICAの研修は持続型営農機械化システムのコースで学んでいます。

私の国では農業の機械化がまだ進んでいません。田んぼはトラクターで耕しているのですが、田植えとなると日本のように機械ではなく手作業です。大型の田植え機は無理でしょうが手押しの小型の田植え機なら使えると思います。

大型機械が無理だというのは、ほ場整備がまだ進んでいないことが大きな原因となっています。それに、かんがい設備もまだ十分とは言えません。日本の田植え機の能力は大変優れています。私の国でも使えれば便利になり、農民の労働負担も軽くなるので実現させたいと思います。そして、農業機械の普及員を育て、日本のような農業振興国を目指したいと思いながら研修を受けています。

初来日ですが、日本の印象は、いろんな交通機関が整備されており便利なのに驚きました。これまで利用した乗り物の中で一番好きなのは新幹線です。また、国民全体に貧富の差が少ないせいか、みんな平等な生活をしているように感じられます。これは、とても素晴らしいことだと思います。

日本食には、最初は戸惑いましたが、半年も経った今では慣れました。ただ、国では朝はあまり食べない習慣を身につけていましたので、朝食の量が多く感じられる時があります。

日本人はみんな親切です。ある時、よその土地へ行き道に迷ったことがありました。地元の人に尋ねましたが、とても優しく丁寧に教えてくれました。

カンボジアの人々は、生きている間に一度はアンコールワットの史跡を訪問するのが夢です。私は幸いにも三、四回行きました。本国の宣伝をさせてもらえば、アンコールワットだけではなく、多くの仏教遺跡がありますのでぜひ見に来てください。

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