リンダ ソコ (マラウイ共和国)

日本の「一品一村運動」に注目
私の国はアフリカ大陸南東部にあり、北海道と九州をあわせたぐらいの面積で、約十一・八万平方キロあります。その五分の一近くはマラウイ湖と三つの小さな湖で占められています。JICAでは南部アフリカ地域特設、野菜・畑作技術の研修コースに所属しています。

日本は初めてです。飛行機を乗り継ぎ香港経由で来ましたがビザ取得を含め三日かかりました。日本の情報は青年海外協力隊の人から仕入れました。その中で注目をしているのが全国で進めている一品一村運動です。

国ではチタラ農業試験場でシニアアシスタント農業研究オフィサーとして働き、農業普及員の指導もしていますから、一品一村運動はとても興味があります。ある村ではオレンジ栽培をしてジュースなどに加工し販売する。それには、さまざまなことを習得しなければなりませんが、私の国でも可能性はあります。しかし、現地の農民は日本人のように勤勉ではありません。農業機械もなく耕作地の整備も進んでいないことなど多くの原因があげられます。

日本の台風も経験しましたが、シャワーのような優しい雨でした。私の国では雨季になるとスコールがすごい勢いでやって来ます。それはバケツを逆さにしたようなもので、それに負けないぐらい雷もやって来ます。日本の台風には驚きませんでしたが、地震には驚きました。国では体に感じるほど地上が揺れるようなことはありません。

日本の交通システムの完璧さにも驚きました。私の国では、道路事情が悪いせいか、日本のようにはまいりません。先般、筑波山に登りさらにびっくりすることに出合いました。徒歩で登ったのですが山頂に着いて、ここが本当に山の頂上かと目を疑いました。山頂は広場のように整備されビルも建っているのです。そしてお店もあり、飲み物や食べ物まで売っているのです。私の国ではとても信じられないことです。

私の国には自慢できる湖があります。マラウイ湖というアフリカで三番目(世界で十一番目)に大きな湖で、総延長約六百キロ。幅の広い所では百キロにもおよび、水深は最大で七百メートルもあります。

五百種以上の魚類が生息している湖は大切な漁獲・観光資源でもあります。その中でもテラピア科の一種である白い魚のチャンボはレストランなどで食材として使われています。さらに、マラウイ湖国立公園は、ユネスコの指定する世界遺産にもなっています。

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