アレクサンドル アルデア(ルーマニア)

つくばは美しく住みやすいまち
国の面積は、日本の本州とほぼ同じで、約二千百九十万人が暮らしています。地理的には東ヨーロッパの国で、セルビア、ハンガリー、ウクライナ、モルドバ、ブルガリアと国境を接し、黒海に面しています。主要産業は、金属(鉄鋼、アルミ)、工業(機械機器、繊維)、鉱業(石油)、農業(小麦、トウモロコシ)などです。

私は、今回の訪日は三度目となります。いずれも、地震の研究のためで、つくばのJICAでお世話になっています。日本人の研究者とは多くの友人ができました。つくばに最初に来たのは一九九九年です。日本全体としてはそんなに大きな変化はないようですが、つくばの中心街は大きく変わりました。

つくばエクスプレスの開通でつくば駅周辺は見違えるほど商業ビルやマンションが建ち並び、人も車も増えました。それでも、つくば市は緑も美しく住みやすいまちです。

日本の冬も過去に体験しましたので苦にしません。それに、私が住んでいる首都のブカレストの冬はもっと寒く零下10〜15度ぐらいで、雪も積もりますから、ここの寒さはまったく気になりません。

ルーマニアは日本ほど地震が多くありませんが、七七年に破壊的な地震がありました。日本からも研究者が派遣されさまざまな調査をしました。二〇〇二年から日本との共同プロジェクトがスタートして、機材の提供や研究者の相互交流をやっています。そのため、何度も来ているのです。

言葉の問題がありますが、日本の文化や歴史に興味があります。日本文学はフランス語で何冊か読みました。黒澤明監督作品の映画は好きです。そして、来日するたび日本の物を買い求めて帰るので、私の部屋は日本製の物であふれています。

マラルシュ地方には古い木造教会があり、日本人観光客も来ます。オペラが盛んですが、チケットが安いせいか外国からも鑑賞にやって来ています。首都のブカレストには、ルーマニア国立美術館があります。かつての王宮の建物を使用し、ルーマニア王室のコレクションを中心に、中世、現代のルーマニア芸術や世界中の美術品のコレクションなど十万点以上が展示され、観光のメッカとして人気があります。

趣味は、音楽やアンティークが好きなので古美術、骨とう品などの蒐集です。日本の江戸時代のとても美しい陶器を買いました。お金があればもっと欲しいのがあるのですが、残念です。

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