ブィ ティ キマィン(ベトナム社会主義共和国)

環境調和技術を学ぶため来日
ベトナムは東南アジアのインドシナ半島東岸にある南北に長い国で、北を中国と西をラオス、カンボジアと国境を接しています。面積は、九州を除いた日本の広さに相当します。首都はハノイです。

私は環境調和技術を学びに来ました。開発途上国の経済活動における環境汚染問題の解決です。地球環境を守りながら持続可能発展を可能とするための知識と技術の向上を目的としています。

私の研究は自然界の水中に生息する微生物を利用して、海面などに流出した石油などを分解させ、環境汚染の防止と修復技術の習得です。現在は産業総合研究所の近くの池から汲んできた水をサンプルとして実験用に利用しています。本当はベトナムの水を試験で試したいのですが、日本では無理ですよね。まだ途中の段階ですが、研究所には近代的な機器がそろっているので研究は順調に進んでおり、きっといい成果が得られると思います。

私の研究所で働く人たちは、それぞれのテーマを別々に研究をしているようですが、最終的に一つの目標を有機的にまとめるという作業は素晴らしいものがあります。私の国では個人プレイが多いようで、なかなかチームが助け合って成果を得るというのが困難です。

初来日ですが、私自身がベトナムから海外に出るのは初めての経験です。ほかの国の人は分かりませんが、日本人はとても親切です。

日本は近代的な技術水準の高いのには驚きました。また、社会全体を見渡しても生活水準が高く裕福です。それにも増して感心するのは、国民全体の人たちが平等に高く、皆さんが車を持ち、いい服を着ているのです。私の国は貧富の差が激しいです。

日本の食べ物はてんぷらやウナギが好きです。私は料理が得意なので自分で調理して食べたいこともあります。でも、JICAの共同キッチンは狭く、予約制ということもあり思うように利用できません。センターにあるレストランで気が進まないメニューの時など、自分で料理して食べたくなる時もありますから。多くの研修員が利用していますので、もっと広くて自由にキッチンが使えたら、みんな喜ぶと思います。

私の国は仏教徒が多く私自身もそうですが、日本ように大きな寺院はありません。金閣寺を見ましたがとても豪華で驚きました。それに、様式や建物も違います。私は、研究が思うように進まなかったり、家族の悩みや友達関係がうまくいかない時は、寺院に参拝に行きます。幸運をお祈りするのです。

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