アルファエウス ファドリアン(セントルシア)

生まれて初めて雪を見てエキサイト
西インド諸島のウィンドワード諸島中央部に位置する島国で、広さは六百十六平方キロ、人口は約十五万人。主要産業は農業(バナナ、ココナツ)と観光業です。

日本でのJICA研修が決まったのが、出発の二週間前ということもあり、あまり日本の情報を仕入れることができませんでしたが、国土地理院やJICAのウェブサイトで目を通しました。実際に日本に来た印象は、予想通りに素晴らしいということです。特に国土地理院は充実した研究ができ大いに満足しています。

日本人は基本的に親切でマナーが良く守られていると思います。それに、つくばもそうですが、意外と緑の多い国だと思いました。きっと、そのための施策が取られていると思いますが、とても興味深いことです。それにインフラ整備がとても進んでいることです。私の国は発展途上でつくば市より少ない人口ですから、インフラも規模が小さいものですが、まだ十分とはいえません。

私は写真を使った測量・土地所有者の登録システムなどの管理とマネジメントをやっております。課題は私の国にはきちんと教育を受けた人材が少ないということです。今回のJICAの研修で学んだことを取り入れ活用したいと考えています。人材育成だけではなく、日本で仕入れたあらゆる分野の情報を多くの人に伝えることも重要なことだと認識しています。

私の国の主食は、日本人の米と同じようにバナナがそれにあたります。もちろん、蒸したり煮たりする場合もありますが、バナナの副菜として魚や肉などを食べます。そのため、JICAの食堂で精神的につらいこともあります。また、アレルギー症なので生ものは駄目ですが、いろんな食べ物にチャレンジしているところです。その中でもうどんやそば、みそ汁は好きです。

趣味はコンピューターと読書です。スポーツは見るのが好きです。サッカー、野球、バスケット。国ではクリケットが盛んですが、二〇〇七年にはセントルシアでクリケットの世界選手権が開かれます。もちろん、私も応援に行きます。

つくばで生まれて初めて雪を見て大変エキサイトしました。知的障害者の教員をしている妻にメールでそのことを伝えたら「楽しい気分を一緒に味わいたい」と言っていました。こればかりは、どうにもならないことです。

私は四十四歳ですが、実際の年齢より若い人に見られます。二十代だったり三十代だったりさまざまです。私の年齢を聞いてみんなが驚きますが、私はその時のリアクションを楽しみ、気にしていません。大切な事は、年相応の行動と責任を遂行することだと信じているからです。

BACKHOME