ジョルジアミュィリ ナト(グルジア)

阪神大震災の展示品を見て涙
私の国は、西アジア北端、南カフカスに位置し、カフカス山脈の南ろく、黒海の東側にあります。面積は日本の約五分の一で、人口は四百六十万人、首都はトビリシです。主要産業は茶、かんきつ類、たばこ、ブドウ栽培を中心とする農業と畜産業。紅茶・ワインを中心とする食品加工業、マンガンなどの鉱業です。

初来日ですが、日本で、数えきれないぐらいの地震を体験しました。グルジアの山間部は活断層が多くあるため地震が起こりやすく、一九九一年にはマグニチュード7の地震が発生し、百五十人ほど亡くなっています。

私はグルジア地震調査所地球物理学研究所の研究員をやっています。主な仕事は、地震が発生した時に、リアルタイムで震源地やマグニチュードの情報処理をすることです。日本では、ハザードマップの勉強しています。

多くの研究をしてグルジアのハザードマップのグレードをもっとアップしたいのですが、とても一年では、全部を学びきれません。私は数学の博士号を持っているので、地震の専門分野でも応用できることが分り、さらに勉強を深めたいと思っています。

つくばのJICAは清潔で、スタッフはさまざまなことに気配りをしてくれ感謝しています。研究学園都市として多くの研究所がありますが、私の住んでいるトビリシより静かな環境にあり、研究するには静かでいい所だと思います。また、さまざまなコースでいろんな国の人たちが研修を受け、仲間ができたことも幸運です。

いろんな所に研修に行きましたが、神戸市の阪神大震災のメモリアルホールが特に印象に残っています。3D画像で地震を体験できるのも素晴らしい施設ですが、被害状況を示す展示品を見て思わず泣いてしまいました。それはは余りにも悲惨な光景だったからです。

日本人は魚好きで知られていますが、こまったことは、私は魚が食べられません。来日前、父は「日本に行ったら必ずすしを食べてくるようにと」言われましたが、まだ、すしは食べていません。家族全員が魚は大丈夫なのですが、私だけ駄目です。

日本の印象は、互助精神が強く、伝統を守るというユニークな国だと思いました。それに親しみを持って接してくれることです。

趣味は音楽で、七月七日の七夕に行われた日本の歌発表会で「いい日、旅立ち」を歌い、特別賞を頂きました。カラオケルームでピアノを弾くのも楽しみの一つです。

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