タワケ・ラトゥ・セファナイア(フィジー諸島共和国)

森林の保護と活用に多くのヒント
フィジーは南西太平洋の中央部に位置し、約三百三十の諸島からなり、多くは火山活動やさんご礁が隆起してでき、面積は日本の四国とほぼ同じです。人口は約八十四万人で、主要産業は観光、砂糖、衣料です。

観光地として知られるフィジーには日本人も多く、スキンダイビングや山登りを楽しみ、全体に観光マナーもいい方だと思います。また、フィジー人と日本人の所作も似ています。日本人はあいさつする時に頭を下げて礼をしますが、私の国でも握手をしながら軽く頭を下げます。

私は農林水産省森林局に勤め、木材利用部の主任をしており、木材の有効な利用方法を研究しています。フィジーにはたくさんの諸島がありますが、人々が住んでいるのは約二百島で、そのうち52%が森林地帯です。そのため、資源としての有効活用が求められています。これまでの研修を通して多くのヒントを得ました。木はゆっくりと育ち成長するので森林を保護しながら、いかに効率よく活用するかが大きなテーマです。

来日する時、飛行機の窓から、日本の土地利用や管理が、どのように行われているのか興味を持って見ました。機中からの印象は、環境と自然が調和されとても素晴らしいものがありました。個人の家の周りに木を植えているのに感心しました。フィジーでも新築した家では、木を植えますが、それは果物が取れる木です。オレンジ、バナナ、マンゴー、パパイアなどです。

JICA筑波の食堂で、初めて食事をした時には、差し出された料理の量があまりにも少ないので悲しくなりました。フィジーでは大きな皿にたっぷり盛り付けて食べる習慣があるのです。そのお陰で、八月に来日した時は体重が一一〇`ありましたが、つくばセンターに来てから十`やせ、今は一〇〇`です。

これは、太り気味の私にとってはラッキーなことです。学生時代にラグビーをやっていましたが、その時の体重は八四`でした。そこまで減量するのは無理としても、研修が終了する十一月までに九〇`まで減らすのを目標にしています。

日本人についての印象は、みんながとても忙しそうです。フィジーの人々は、もっとゆったりとした生活を送っています。私の週末の過ごし方は、土曜日にスポーツで汗を流し、家族とレジャーを楽しみ、一日をゆったりと過ごします。そして、日曜日は家族と教会に祈りに行きます。その習慣は来日してからも変わらず、JICA筑波の近くにある教会に行き、祈りを捧げています。

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