チア ブンタン(カンボジア王国)

排水整備事業を進めて改善したい
カンボジアはインドシナ半島にあり、ベトナム、タイ、ラオスに接しています。国際河川のメコン川が流れ水運を担っており、主食は米で稲作農業が盛んです。ほかの産業では漁業、林業です。日本の約半分の面積で、千三百五十万人が暮らしています。

初めての来日ですが、日本に着いたのが二月の冬でとても寒く感じました。それでも少しずつ体も慣れ、今の季節は暑くも寒くもなく過ごしやすい気候です。

カンボジアは、今の季節は雨期になりますが、梅雨時の日本の雨はしとしとしと長く降る感じですが、カンボジアは短時間に激しく雨が降ります。

私は潅がい排水・農村開発コースで研修を受けています。今、カンボジア政府は、潅がい整備を重要な政策の一つとして取り組み始めました。なにしろ、国土に占める農地面積は21・6%に及び、人口の80%は農業関係の仕事に従事しているからです。

日本の農村道路は整備が行き届きごみも少なく環境はとてもいいと思います。カンボジアでは、整備されている道路が約60%で、地方の道路は未舗装が多く、しかも穴が開いていたりします。そのため通行に時間がかかり、それだけ時間が無駄になります。私たちは、そのような道路をエキサイト道路と呼んでいます。それだけ運転がスムーズに行うのが困難だということです。

日本各地の農村地帯を視察しましたが、どこへ行っても近代化が進んでいる印象を受けました。研修で経験したり学んだことを生かして排水整備事業を進め改善していきたいと思います。カンボジアも、二〇一〇年まではある程度の潅がい整備の充実を図る計画がありますので、専門家が力を合わせて事業を推進するのです。今回の研修を受けて、「アクションプラン」のレポートを策定しました。

日本全体の印象は、農村の人もJICAの職員もみんな親切にしてくれるのですが、なかなかうまくコミュニケーションが取れないことです。ただ、どこへ出掛けてもきれいで衛生的だと思いました。

カンボジアで自慢できるのは、寒くも暑くもなく、雪も降らず災害も少ないので暮らしやすいことです。日本で面白かった出来事は、道を尋ねるため英語版の地図を見せたら分からないと言う。そこで日本語で書かれた地図を見せても分からないと答えたことです。

家族とはインターネット電話でJICAの様子を話しております。十二歳の一人息子がいますが、娘も欲しいと思っています。趣味はバレーボール、サッカーなどスポーツは全体に好きです。

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