ディヴッドゥ ヴェガ(パナマ共和国)

パナマ運河の整備が重要課題
私の国は、北アメリカ大陸と南アメリカ大陸の接続点にあり、コスタリカとコロンビアに接し、カリブ海と太平洋に面しています。国土はパナマ運河によって二分され、北海道よりやや小さい面積で、約三百十二万人が暮らしています。伝統的に金融業が経済の中心でバナナとエビの輸出やパナマ船籍の外国商船からの収入も多くあります。

私は、パナマ工業大学の水理水工学研究所に勤めており、水資源開発とそれが自然環境にどのような影響をおよぼすかを評価する環境アセスメントの調査研究です。JICAでは河川及びダム工学の研修を受け、多くのダムを見学しましたが、日本のダムは多目的に造られているようです。パナマの電気は水力・石油で50%ずつ。そのため、パナマのダム建設の目的は水力発電が主となっています。

パナマ運河は、いろんな国の中継点になっており、世界的に有名ですが、運河には生活排水がそのまま流れ込んで汚染が進んでいます。そのための整備事業が来年から始まります。また、拡張計画もあり重要課題となっています。

初来日でパナマから、ロサンゼルス経由で十七時間かかって来ましたが、現地で仕入れた日本の情報では分らなかったのですが、日本人は実に時間を厳守することで、研修のプログラムが時間通りに動くのには驚きました。そして、どの講義も素晴らしいと思います。

JICAの筑波センターは、最新の設備が整い快適で、食事も問題ないです。また、日本人は親切で農村地帯も美しく、都市もモダンで発達している国だという印象を受けました。

パナマは日本と違い、瞳の色や肌の色も違う人々が往来し、多種多様な文化が入り混じり発達して来ました。また、二つの海に挟まれ魚介類も豊富で、音楽を愛し、いつもほがらかで幸せな気持で生活しています。それがパナマのいい所で自慢できることです。

パナマは野球が盛んで国技になっています。日本人の松井秀喜外野手が活躍しているヤンキースのストッパーを務めているリベラ投手はパナマ出身です。ほかにも多くの選手が大リーガーで活躍しています。パナマは中央アメリカで一番強い国です。

JICAの休日の過ごし方は筑波山に登ったり、牛久大仏を見に行ったり、東京の友人を訪ねたりしています。

BACKHOME