ジビチョ(エチオピア連邦民主共和国)

お客のもてなしはコーヒーで
私の国は通称エチオピアと表記され、ジブチ、エリトリア、ケニア、ソマリアに囲まれたアフリカ最古の独立国として有名です。日本の三倍の面積があり、人口は七千二百四十万人。主要産業はコーヒー栽培などの農業です。

一月に初来日しました。この季節は寒いと聞いていましたので帽子とコートを買って来ましたが、思ったより寒くありません。皆さんは暖冬だということですが、私にとっては大助かりです。

メルカッサ農業研究センターで教官として勤務しています。JICA筑波には野菜栽培技術の研修で来ました。私の国ではコーヒー豆だけではなくトマト、タマネギ、キャベツ、エンドウマメ、ナスなどの野菜栽培にも力を注いでいます。野菜の生育具合のデータを収集し、いかに効率の高い収穫が可能かという研究をしております。もちろん、現場に出て就業者に指導をすることもあります。

主食はテフで、日本のヒエのような穀物を発酵させて焼いて食べます。ナンとよく似ており、胃に優しい食べ物です。エチオピアの北部の一部では米を栽培していますが、ほとんどは輸入したものを食べています。日本のライスを食べましたが、とてもおいしかったです。

エチオピアはコーヒー豆の発祥地で、私たちは世界中にコーヒーをプレゼントしていると自慢しています。その伝統があるせいか、お客様を食事に招待する時は、「コーヒーを飲みに来て下さい」と言います。これには招待者に対して尊敬の念が込められています。

食後に、招待者に靴を脱いでもらい特別な部屋に案内し、クッションに座りリラックスしてもらいます。コーヒーは、若い女性が入れる習わしで、ひきたてのコーヒーの香りが部屋中に広がり、厳かな雰囲気の中で団らんすることができます。それが、エチオピア流のもてなし方です。

ローマと東京オリンピックの二大会続けてマラソンで優勝したアベベ選手は、歴史的な偉大な人物として尊敬され、各地に栄誉をたたえるプレートが設置されています。この質問は、日本で必ず聞かれるからと、先輩から教わりました。私は、まだ生まれていませんから、写真でしかアベベ選手を見たことがありません。

私は学校では走りましたが、あまり速くありません。スポーツはあまり得意ではなく、つくばのような静かな場所で研究をしているのが好きです。

BACKHOME