ティナ ヘリマナナ ランジェアンタ(マダガスカル共和国)

米の増産目指し肥料の研究
マダガスカルはアフリカの東南、インド洋上の島国です。日本の約1・6倍の面積があり、1910万人が暮らしています。季節は乾期と雨期の2シーズンだけで、今は乾期。気温は20度前後と涼しい季節です。今年の日本は暑いそうですが、私の稲研究コースの研修員も、屋外での実習で気分が悪くなった人もおり、気候に慣れるのは大変です。そのため、講義時間も早朝から始めるようになりました。

マダガスカルでは3稲作の農村地帯もありますが、それは全体の5%とごく限られた地域です。3回も収獲するとどうしても土地がやせて来ます。そのせいか、そういう所で取れた米は米粒が小さく収量も少ないです。そのことでいつも問題になりますが、化学肥料を使わないようにするなど工夫をしてます。

私は農業省村落開発局で稲作指導員として働いています。管轄区域は22あります。受け持ち担当区の稲作農業は、牛などを使役としており、手作業がほとんどです。大きな農家や企業では機械化されたののもありますが、ごく一部です。今回の研修では米の増産につながる肥料の研究をしていますが、将来は必ず役に立つと信じています。

2月に初来日しましたが、日本の情報はマダガスカルのJICAセンターでビデオを見たり話を聞いたりして仕入れました。実際に日本に来てみて、さまざまな分野でとても発達した国だと思いました。これまで雪を見たことがないので、一度体験したかったのですが、暖冬のため、筑波JICAでは見ることができませんでした。

マダガスカルは、多様な生物が生息していることでも世界的に有名です。ユニークな動植物に加え、美しいビーチも点在しています。ぜひ、観光で訪れてみてください。

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