ヤー サバスチャン サリア(ガーナ共和国)

同じ失敗は出来ないかんがい整備
ガーナは西アフリカの国で首都はアクラ。日本の約3分の2の面積で人口は約2300万人。経済は農業・鉱業などの第1次産業に依存しています。

私は、かんがい排水プロジェクトの持続管理の研修で来ていますが、名古屋で見学した愛知用水の管理システムの素晴らしさに驚きました。感心させられたのは地域の農民が、このプロジェクトに対して積極的に協力しているということです。

ガーナでは、一度かんがい整備計画が立てられ、それに基づいて実行されたのですが、失敗しました。それは、技術的な面もありますが、地域住民の協力が得られなかったのも大きな原因とされています。農民たちは伝統農業を重んじ、積極的に協力しなかったのです。古い考えを切り替え、新しい技術を取り入れた近代的な潅がい整備が求められるので、考え方を改めなければなりません。

私はガーナのかんがい開発団体に属し、水管理部門を担当しています。政府は2005年に、新たに七つのプロジェクトを立ち上げ整備を進めています。同じ失敗は出来ません。そのためにJICAなどに研修員を派遣しており、私の同僚も学んでいます。

日本の印象は、上司の指示に部下が忠実に従うということ。さらに驚いたのは、上司も部下と同じデスクで働きオープンにしており、掃除なども一緒にやることです。また、時間に厳格なことです。ガーナにはガーナ時間があり、約束より1時間ほど遅れるのが普通です。

日本ではガーナチョコレートで有名です。ガーナのチョコレートはカカオの味が濃厚ですが、日本のは味が薄いような気がします。日本人の嗜好に合わせて薄めているのかどうかは分かりません。

趣味はスポーツで、バレーボール、サッカー、ベンチプレス。婚約者がいるので、彼女にイヤリングやネックレスをお土産に用意していますが、日本は物価が高いので閉口しています。

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