ワン シュ ガン(中華人民共和国)

ごみ問題解決に有効な研究
中国は日本の約25倍の面積があり、13億1448万人(中国国家統計局06年)。首都は北京で、約92%を占める漢民族と55の少数民族で構成されています。主要産業は繊維、食品、化学原料、機械、非金属鉱物で実質成長率が10%以上の伸びを示しています。

私は武漢から来ましたが、中国と日本の違いはたくさんあります。まず気候的には四季折々の自然がとても美しく、今は紅葉がとてもきれいです。特に、今年の桜の季節には色々な場所で花見を楽しみました。JICAはもちろんですが、産業総合研究所や明野に出かけ桜祭りを楽しみました。明野では、さまざまなイベントが繰り広げられ、日本の民族音楽にもふれることが出来ました。

出身大学の武漢大学にも、日本から移植されたという桜の園がありますが、とても狭くて日本とは比較になりません。そして、日本人のように花見酒などはしません。私も夜桜見物でお酒をたしなみましたが、中国のお酒の方が好きです。やはりアルコール度数が強い方が中国人には好まれます。

日本人の国民性は清潔好きで時間厳守。親切な人が多いという印象を受けました。すでに1年近くつくばに住んでいますが、とても静かで研究生活を送るには快適です。

研修コースは産業標準・評価技術です。産業総合研究所でプラスチックやポリマーなどの生物分解処理を行う研究をしています。これは、世界的に問題になっているごみ対策に有効なことから大きな期待が寄せられています。研修の成果はいつ頃と聞かれても、長い時間かかりますので明言することはできません。

多くの先生方から、たくさんの知識と、最新の情報を教えてもらっているので、必ず自分で研究方法を見つけたいと思います。さらに、多くの日本人研究者との人脈ができたことも役立つと思います。

12月初旬に1年の研修を終えて中国に帰国しますが、中国には3歳の息子がいます。私は息子が2歳の時に日本に来たので顔など覚えていないと思います。わたしの顔を見て驚いて泣くようなことはなく、逆に私がうれしさで泣くような気がします。JICAへの希望は、これからも末長く中国人をサポートして欲しいということです。

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