ブライアン ジョージ クンクエンズ(マラウイ共和国)

タバコに代わる農産物の開発
私の国は、アフリカ大陸南東部の内陸国家です。面積は北海道と九州をあわせた広さがあり、首都はリロングウェ。人口44万人。気候は熱帯性気候ですが高地は涼しく過ごしやすいです。マラウイ湖が有名で面積が国土の15%以上を占めています。国土の5分の1が湖や川などの水域になっているのが大きな特長です。

マラウイ湖の水深は最大で700b。大切な漁獲資源を得る場でもあり、観光資源にもなっています。500種以上の魚類が生息しており、チャンボという魚が有名です。カワウソ、ワニ、カバなどもすんでおり、色鮮やかな鳥も生息しています。マラウイ湖国立公園は、ユネスコの指定する世界遺産の一つになっています。

JICA筑波では持続的農村開発コースの研修でアフリカやアジアの研修員と一緒に筑波大学や研修センターで学んでいます。

これまでの研修から、日本の農協の組織に興味があります。農業機械・資材から保険、銀行など手広く事業も行っており経済効率が非常にいいと思いました。さまざまな事業を展開しているため、お互いの損失を相殺できるからです。マラウィにはそのような組織がありません。年一度の政府からの資金援助を受けるぐらいで、農協のような多様性がある組織はありません。

マラウィ政府がやる気になればできることなので、政策として取り組み実行する意志を見せてほしいと思いますし、さまざまな形でアプローチしたいと考えています。

マラウイの農業は潅がい整備も不十分です。2005年には干ばつが起きました。農業生産は天候次第といったところで生産性が良くありません。土壌も肥沃ではなく、作物の肥料はもっぱら家畜や刈り取った雑草などを使っています。化学肥料は高価で買えないのです。

マラウィの主要産業はタバコ、茶、綿花などの農産物と、繊維やせっけん、製靴などの工業製品です。タバコは75%が輸出され外資を稼いでいますが、世界的に禁煙が高まっていますので、それに代わる農産物の開発が望まれています。

今回の研修の成果は確実にあり本当に来て良かったと思います。さまざま情報を得たことによって私自身も変わったような気がします。これからは、JICAとアクションプランを組み実行してマラウィの発展に尽くしたいと考えています。

日本の印象は、経済発展がすごいので驚きました。いろんな所に研修に行きましたが、日本の農業技術は伝統技術を守りながら機械化を進めたのは素晴らしいと思いました。

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