アフマッド サイエッド フセイン ハバッシュ(エジプト・アラブ共和国)

かんがい技術を生かし農地拡大
私の故郷、エジプトの国土は約100万平方`で、日本の約2・6倍に当たります。首都はカイロ、人口は約7257万人です。

今年2月9日に来日、9月30日までの約半年間の滞在となります。現在は、かんがい排水・農村開発について研修を受けています。土の水分や性質の分析、実験などを行っているところです。私の国では、国土の約7%、ナイル川沿いのデルタ地帯に人々は生活しています。残り93%中、40%は農地ですが、ほかは砂漠地帯などです。よっていかにかんがい設備を充実させ、農地を広げるかが課題。研究を進め、技術を持ち帰るかが私の仕事と思っています。

母国ではアズハル大学を卒業し、灌漑(かんがい)・水資源省スタッフとして勤務していました。研修の技術を持ち帰り、再度来日して日本の大学で博士号を取りたいとも考えています。

日本での生活で、まず印象的なのは時間の正確さです。これは素晴らしいことであり、何事においても重要なことと感じています。ほかには、品物の質の良さ、経済性があります。

4月に見たサクラは本当に美しく、特に夜桜は素晴らしかったです。この季節に来日できたことはラッキーでした。私の国でも春には「フォール」という名の、白とピンクの間の色の花が咲きます。こちらも美しいですが、夜桜の美しさは独特でした。

休日には勉強とともに、仲間とサッカーやウエートリフティングをしています。先日はつくばエクスプレスで秋葉原に行きました。パソコンやカーナビ、また野菜を自動的に切る機械など、すべてのテクノロジーが私の国よりはるかに上回っていることに驚かされました。

刺身やすしなども食べました。生魚が初めてだったので、最初は目をつぶって食べましたがとてもおいしかったです。母国では豆類、米類が主食ですが、カレーなど脂分を多く使った食べ物が多いです。日本食はさっぱりしていて、健康的な食べ物ばかりなので、来日時の85`から80`に体重が落ちてしまいました。

私は独身なのですが、日本の女性はエジプトの女性と並ぶほど美しく、教養が深いと思います。しかしエジプトでは教育が充実している一方で、大学を卒業しても女性をはじめ、男性も働ける場所が少ないのが現実です。周囲の産油国に出稼ぎに行く傾向もあります。より働ける場所、産業や職を拡大していくことが大切だと感じています。

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