シムワンザ・エリシャス・シマシィク(ナミビア)

稲作技術の普及に努めたい
わたしの国はアフリカの南西部にあります。日本の約2・2倍の広さですが人口は約210万人です。自然が豊かで、ダイヤモンドやウラン、銅などが採れます。

わたしの国では、2年前からカプリビ県を中心に、米作りに力を入れ始めました。現在、米は輸入に頼っています。政府は2000年にも米を作ったのですが、わずか2年で失敗しました。しかし、再度挑戦し、07年に1f、昨年は約30fまで耕地面積を増やしました。わたしは栽培の技術を学んでいる真っ最中です。

米の栽培を始めるまで「米」を知りませんでした。米は、細長いのと日本の米のように、丸いのと2種類あります。日本に来て米を食べました。粘りけがあっておいしいです。栽培方法もナミビアと日本では違います。ナミビアでも水を張って、田植えをするのは同じですが、種をまき、土をかぶせて出てきたのを植えます。植えるのは高さが約20aになってからです。現在は日本の農家で行っている育苗の技術を習得しています。

日本は機械化が進んでいるのに驚きます。わたしの国では、田植えや稲刈りなどの忙しい時期は、政府が臨時で人を雇い、手伝いに来てくれます。2期作なので、8月に植え12月に刈り入れるのと、12月に植えて5月に稲を刈るので年4回あります。今、ナミビアは冬です。気候は冬が来てすぐに夏が来るような印象です。

自宅近くにサンベジ川が流れていて、水を飲みに来るゾウやライオンなどに遭遇することもよくあります。

栽培技術のほか、上流から洪水が来ることもあり、かんがいの技術力アップも今後の課題の一つです。

「国に帰ったら、現地の農家を教育して、現地から全国に広めていきたい」と考えています。

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