モハマッド・アナエット・コビール(バングラデシュ人民共和国)

水を制御するインフラの整備必要
わたしはバングラデシュの土木エンジニアです。かんがい排水プロジェクトのために来日しています。

低湿地帯が多い我が国では、サイクロンなどによって、1986年、98年、2004年と過去に何度も大きな洪水が起こり、その都度、大勢の犠牲者が出ます。近年、世界的な環境破壊が進んでいるため、海面が上昇するなど影響をまともに受けてしまいます。

ガンジス川やブラマプトラ川、メグナ川をはじめ多くの川が流れ、支流も含めれば数え切れないほどあります。

夏になると、水かさが増え、5日間も雨が降り続けば、川が水を吸収できなくなってたちまち洪水になってしまいます。

半面、ダムに水をためなければならない時期もあるなど、水をコントロールしていく必要があります。ダムなどの施設がないため、農業用水は地下水を使うことになり、有効利用するためにも1〜2年だけでなく20〜30年以上機能するインフラの整備が必要です。

我が国は、平野が多く山は少ないのが特徴です。マングローブの森など世界で最も大きな森があります。

また、世界でも有数の人口密度となっています。日本の約3倍の数値となっていて過密状態です。日本の約4割の面積ですが、人口は約1億5800万人います。そのうち約70%が農業に従事しています。

信号や高速道路がないなどインフラの整備が遅れていて、慢性的な渋滞で、朝夕は大渋滞を引き起こします。

日本は、鉄道などの交通システムがシステマチックに整備されていて驚きます。

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