ロベルト アルマンド トレス コレドール
(コロンビア共和国)

地震対策を研究、母国で応用
日本に地震学を学びに来て6カ月がたちましたが、ものすごい時間の経過の速さを感じます。地震がどのように起こるか、その影響をどう弱めるかを研究し、国で応用していきたいです。

日本ほど地震の発生はありませんが、太平洋地震帯、海洋帯のナスカプレートやカリビアンプレートなどがあり、影響を受けます。

3月に日本でマグニチュード6・6の地震がありましたが、被害がほとんどなかったのに驚きました。コロンビアでは、同規模の地震でアルメニアという都市が完全に崩壊し1500人が死亡しました。日本は耐震構造の研究が進んでいるからだと思います。

火山の爆発が地震を引き起こします。わたしは火山学者なので、1985年や93年にコロンビアの火山で起きた噴火を調査に行きました。93年には爆発に遭い、命からがら逃げ出しました。

ある地域でも頻繁に噴火がありますが、火山灰で土地が2〜3年たつと豊かになるため、住みたがる人が後を絶ちません。きれいな岩や砂などの建築資材が入手しやすいこともその一因です。「危険だから」と説得しても、「住み続けたい」と言って動こうとしません。

我が国は熱帯に属していますが、アンデス山脈があるため、高地になればなるほど寒くなります。コーヒーのほか、石油、エメラルドなどの鉱物が採れる豊かな国です。

コーヒーや米などは谷間で栽培されていますが、コーヒーは湿気がないところ、米は反対に湿気の多いところで栽培されています。コロンビアと比べ、日本は食料品の価格がすごく高いですが、衣料品は反対に安く驚いています。

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