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メークス
多品種少量生産で躍進
メークス
 安全を第一に、 顧客ニーズに応じたユニット式基礎鉄筋が作られる
 守谷市のメークス(森山雅明社長)は住宅用の基礎鉄筋の製造に特化した会社だ。
 日本経済は長引く不況から立ち直ることができず、国民の収入も減少傾向にある。当然、住宅着工数も伸びず、住宅関連産業は依然、厳しい環境にある。
 逆風の中、同社はここ数年、売り上げを毎年20%も伸ばすなど、躍進を続けている。森山社長は「同業他社になくて当社にあるは、スピード。リードタイムが一日しかないことが顧客満足につながっている」と、ほかではまねのできない納品体制に胸を張る。
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 同社は一九八六年三月の操業開始。当初は少品種大量生産を目指していた。当時はこれが業績を伸ばす最良の手段と考えていたが、十年ほど前、県商工労働部主催の大企業との懇談会で、顧客ニーズに的確に対応した多品種少量生産が求められることを教えられた。以来、顧客のニーズにいち早く応じることができる体制づくりに努めてきた。
 この大胆な発想の転換が実を結び、全国ベースで6%(戸建て換算)のシュアを占めるまでに。製品は関東全域はもちろん、東北、関西、九州にまで出荷されている。取引先は大和ハウス、積水ハウスなど、大手の勝ち組が中心だ。
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 製品の改良にも心血を注いできた。従来の鉄筋コンクリート構造体の基礎鉄筋配置工事は長い鉄筋を現場に運び、基礎部分ごとに切断、一つひとつ結束しなければならないなど、運搬費、施工時間、鉄筋使用量の無駄などが生じていた。
 同社のユニット式基礎鉄筋はベース筋と立ち上がり筋が一体化しており、立ち上がり部分で支えて倒れない。工期の短縮、鉄筋の無駄の排除、現場施工の簡略化などに大きな効果がある。ISO9002、JISZ9002の認証も受けるなど、品質には定評がある。
 森山社長は「社員には『自分のために仕事をしなさい』と話している。社員全員がやる気になって一つの方向に向かって進んでいるのが、わが社の強み」と目を細めた。

メークス
【メモ】85年・森山商事設立、86年・守谷工場操業。87年・メークスに社名変更、90年・水海道市に出荷センター新設。02年に出荷センターを内守谷工場と名称変更し、敷地も拡張。



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