header
つくばエデュース
学習塾から福祉へ参入
介護養成講座で事業拡大
ホームヘルパー養成講座の実習を受ける受講者ら=つくば市吾妻のつくばエデュース
 つくばエデュースは教育事業として、小中高校生を対象にした学習塾のエデュースをはじめ、外国語講座のつくば外語学院や通信制高校サポート校のつくば泰進高等学院を運営している。
 福祉事業としてはエデュース福祉事務局があり、訪問介護員(ホームヘルパー)養成研修の一、二級課程講座を実施している。
 ◇   村上義孝社長の父親が、一九七五年に石岡市で学習塾の泰進学園・進学塾泰進を始めた。これが同社の前進で、同社は九七年に設立された。社名のエデュースとは「存在している能力を引き出す」という意味だ。
 学習塾はつくば市と下館市に一校ずつ教室がある。エデュースの名が付く学習塾は、このほか水戸市、ひたちなか市、石岡市、小川町に計六校ある。これらは同社のグループ系列となっている。つくば泰進高等学院は中学卒業者や高校中退者を対象にしている。
 介護保険制度が二〇〇〇年四月にスタート。これに併せ、同社は新たに福祉事業へ乗り出した。同年六月に県内七番目で、県ホームヘルパー養成研修二級課程の指定を受け、石岡市で講座を始めた。
 「進学塾から福祉事業への参入は異例。福祉事業の中で、民間でも参入できる唯一の事業がホームヘルパー養成講座だった。試行錯誤の手探りで始めた」。「講師や施設実習の受け入れ先を探す手立てでは、塾に通っていた病院関係者などに紹介してもらった」。村上社長は三年前を振り返った。
    ◇
 ホームヘルパー養成講座は現在、石岡市やつくば市のほか、古河市、取手市、鹿嶋市で開講。年内には水戸市、大洗町、千葉県野田市などでも開講する。さらに同社のフランチャイズで東京都、宮城県、長野県でも開講を予定している。
 講座の修了生は先月に千五百人を越えた。売上高は今年八月期で一億二千万円。前年比300%の伸びとなった。今では教育事業に比べ、福祉事業の比重が大きくなっている。
 〇一年にホームヘルパー養成講座二級課程で、全国で初めてインターネットを利用した通信課程の認可を受けている。村上社長は「これは全国各地で、つくば校入学の形でスクーリングが受けられることも可能になる。今後、事業化を検討していく」という。

 【メモ】本社・つくば市吾妻、村上義孝社長。資本金1000万円。1997年4月設立。社員数30人。講師は約70人。柱のホームヘルパー養成講座は現在、県内5地区で開講。



BACKHOME