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| 中山環境エンジ | ||
| 「環境を考えない産業は衰退する」 画期的な廃水処理装置を開発画期的な廃水処理装置を開発 |
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悪化の一途をたどる地球環境。大気・水質・土壌等の保護は今や待ったなし。そのため産業界も大量生産、大量消費、大量廃棄の弊害を教訓に、環境に配慮したさまざまな取り組みを始めている。 そうした中、中山環境エンジが六年前に開発に着手し、一昨年、ようやく事業化に漕ぎ着けた「キビレックス」は従来にはない、実に画期的な廃水処理装置として、産業界の注目を集めている。 ◇ 工場などから排出される廃水の処理は微生物の働きを利用するというのが、一般的な方法。そのような従来の方法を、さらに一歩進めたのが同社のキャビレックスだ。この装置の開発のヒントは、実は「バケツの雑巾にあった」。 バケツの水は汚れているが、雑巾からポタポタ漏れる水滴は透明だったのを発見。中山勝夫社長はすかざず、「次世代の廃水処理装置はこれだ!」とひらめいたという。 繊維が持つ毛管現象を応用したのが同装置の最大の特徴。モップ状の繊維を取り付けたパイプと、曝気槽の下から空気を送るチューブからできている。それを廃水を溜めた曝気槽内に入れる。 するとモップに微生物の集団(コロニー)が発生する。廃水は、微生物とモップの毛管現象の二つの働きによってろ過され、きれいな水となって処理される仕組みだ。 この装置には沈殿槽や砂ろ過が不要、自然の原理を応用しているため環境負荷は少なく、省エネタイプ。省スペース、省コストなど各種のメリットがある。同社では現在、キャビレックスの特許を出願中だ。 ◇ 環境ビジネスは、いわばすき間産業といっていい。産業の発展と環境保護。二律背反するその間に立つビジネスだからだ。しかし環境に対する人々の関心がいっそう高まるなかで、環境ビジネスの意義は決して小さくない。 環境をビジネスにして二十三年。中山環境エンジは地元つくば地域にありながら、目指すべきは人と地球を考える、グローバルな視野に立った産業といえそうだ。 【メモ】本社・つくば市上郷、中山勝夫社長。創立・1980年9月、資本金・1000万円、従業員25人、営業所・長岡市、仙台市。 |
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