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カワスミ
独自の技術、アイデアで製品開発
防犯と交通安全に意気込み
自社のアイデア商品「パト看板」と並ぶ川隅社長=水戸市谷津町の「カワスミ」
 夜間、車を運転していて、前方に赤いパトカーのランプに気づく。「ハッ」としてブレーキを踏んだら、実は看板だったという経験が誰でも一、二度はあるはず。金属加工メーカー「カワスミ」は一九九五年、鉄板やアルミ板にパトライトや超高輝度LEDを取り付けた「パト看板」を商品化。製造・販売を一手に引き受ける。
 「昼は交通安全標語の看板、夜はパトカー」としてドライバーに注意を呼びかける。バリエーションも数多い。これまで約三千個が作成され、全国の警察で採用されている。
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 カワスミは「川隅鉄工所」として設立。独自の技術やアイデアを生かして製品を開発してきた。昨年は、増加しているナンバープレート盗に対処しようと、鉾田署の塩原仁署長が、川隅社長にアイデアを求めた。川隅社長は、ナンバープレートがドライバー一本で簡単に外せることに着目して、特殊なねじを開発した。
 このねじは、普通のドライバーで簡単に取り付けられる半面、取り外す時は、特殊な工具でないと外せないという画期的なアイデア商品。他県でも同様のアイデアはあったが、取り外す際の便利さという点で、同社製品の方が秀でている。
 同署が、県内で初めて取り付けを開始し、これまで約二千台分取り付け、現在は県内の全警察署に配布されている。そのほか、「高輝度反射シート」を使ってライトを照らすと警官が浮かび上がる看板も同社が手がけた。また、防犯・交通安全グッズなども、様々なアイデアを使って作成している。
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 「自分には、アイデアがないので、アイデアがもらえれば」と川隅社長は謙そんするが、「カワスミは、こちらが案を持っていけば、必ず実現するノウハウを持っている」と、ある警察署幹部は同社を高く評価する。
 川隅社長は「今後は、自動販売機荒らしや侵入盗の防止のために、防犯カメラを使ったシステムを手がけたい」と、防犯と交通事故防止に強い意気込みをみせる。

【メモ】水戸市谷津町1の69、水戸西流通センター内。川隅利勝社長。1961年設立。従業員19人。



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