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荒木屋商店
老舗衣料品店、IT分野開拓へ
伝統守りつつ新たな経営展開
店頭に並ぶパソコンで初心者教室を開く「荒木屋商店」=つくば市谷田部
中心市街地の活性化が叫ばれて久しい。つくば市谷田部の「荒木屋商店」(渡辺治久社長)は、店舗の一角を利用して高齢者や児童向けパソコン教室を企画。商店街に足を運んでもらうきっかけに、初心者向けのパソコン教室を計画し、準備を進めている。既に三月下旬に三日連続で無料セミナーを実施し、試行段階を終えた。

渡辺社長自身、既にパソコン暦二十年のベテラン。少年のころからアマチュア無線や、ラジオなどの電子工作が趣味で、パソコンの世界にも違和感なく独学で取り組んだ。
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創業百年を超える老舗衣料品の四代目経営者として、伝統の家業を守り高齢者向けの衣料品販売を展開する一方で、趣味を新たな経営展開にも生かそうと、十四年ほど前、自ら、中小企業向けのコンピュータシステムやソフトを構築する「コンピュータアンドコンサルティング」社を立ち上げた。

コンピュータソフト会社の運営にも力を注ぐなど新たな経営展開を模索しながら、顧客の開発にも積極的だ。

新社立ち上げ以前、衣料品店を経営する中で、既成のソフト利用ではマッチしない違和感から、一年半ほどかけて自らの店舗にフィットする独自のソフトを開発。新社立ち上げへの自信を築くとともに、経営管理の側面から経営を見詰め直すという、別の側面を体験した。

「事務処理の方法はいわば、各社独自の文化。合理化に必要なソフトはオリジナルにならざるを得ない」と、渡辺社長はきめ細かな顧客対応でオリジナルソフトの開発を目指す。
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谷田部地区の中心商店街に店舗を構える衣料品販売が気掛かりの一つ。中心市街地活性化の一翼を担う存在としてできることから始めようと、通りに面した店舗の一角を初心者向けパソコン教室に模様替え。主にお年寄りや子どもたちなど、初心者向けの講座を開きながら「まず、お店に足を運んでもらうため」(渡辺社長)の改革の一歩を始める。

「商店街に足を運ぶきっかけ作りにパソコン教室を考えた。とにかくまず何かを実践してみないと何も始まらない」と話し、教室を社交の場にもしながら、新しい商店街の魅力作りに努める考えだ。

【メモ】つくば市谷田部2983。渡辺治久社長。資本金2000万円。従業員5人。



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