飯村商事株式会社
消費者ニーズ 製品に反映
県内全域に豆腐食品提供

加工業として生産、流通、消費と四者連携で新製品開発を目指す。
一八八三(明治十六)年に、「飯村豆腐店」として土浦で創業。百二十年を超える歴史を重ね、現在、千代田町上稲吉に豆腐五万丁の生産能力を持つ工場を運営。県内どの家庭の食卓にも製品が上る有力企業に成長した。

豆腐、がんもどきなど、昔ながらの製品を作り続け、今では三十種類以上の製品を提供。「カスミ」全店の店頭にも並ぶなど、県全域に製品を送り続けている。
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豆腐は日本人の食卓に欠かせない大切な食材。近年、低カロリーの健康食品としても注目を集め、一方で有機無農薬栽培による大豆を原料に、良質な地下水を生かした安全な食品への関心の高まりや、原料、製法など“こだわり”の高級品への需要も高まるなど、豆腐そのものに対してもな消費者ニーズが生まれている。

これらニーズに応えるため、伝統と経験に培われた技術と、厳しい衛生管理に基づいた生産環境を基盤に、近代的なテクノロジーを備えた工場での研究開発が繰り広げられ、安定的、着実な生産が続いている。
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創業者から五代目となる飯村恭司食品部長(33)は、七年間、他社で働いた後、家業に戻り三年目。昨年暮れから三和町の「森ファーム」で生産する低農薬大豆を原料とした、大豆生産者の顔が見える豆腐生産を目指している。

同時に県南地域の子育て支援団体、NPO法人「ままとーん」と、流通主体となる「カスミ」の協力を得て、生産、製造、流通、消費者の四者がそれぞれの立場で意見交換しながら新製品開発を進める新たな試みに乗り出した。近く製品が完成し、四月以降、店頭に並ぶ。

消費者の声に耳を傾け、食の安心・安全を第一に、今後、消費者の心をいかにつかむか、新たな挑戦に各方面の関心も高まりそうだ。

【メモ】飯村正司代表取締役。資本金8000万円。本社土浦市大町11の28。東京支店、真鍋工場、千代田工場を運営。従業員80人。豆腐および豆腐加工食品の製造販売、豆腐用資材開発と販売などを手掛ける。



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