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十王町
地産地消施設「鵜喜鵜喜」オープン
 地域の期待を担ってオープンした「十王物産センター・鵜喜鵜喜」

 県の東北部に位置し、高萩市や日立市、里美村と境界を接し、太平洋に臨む十王町。ほぼ中央を十王川が流れ、「常陸風土記」にも登場するほど古い歴史を持つ。伊師浜海岸は、『白砂青松一〇〇選』に選ばれ、『太刀割石』のある竪破山などの名所がある。
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 豊かな自然に恵まれた同町に、地域活性化などを目的に、念願の地産地消施設「十王物産センター・鵜喜鵜喜(うきうき)」が、七月二十六日にオープンした。
 和田浩一町長は「出会いと交流の場にしたい」と、厳しい財政状況の中で町と農協、商工会、観光協会がスクラムを組んででき上がった施設の波及効果に期待を寄せる。
 「鵜喜鵜喜」は町内で生産された、生産者が分かる生鮮野菜を中心に、農林産物や工業製品、町の特産物を直接販売する施設。地酒や牛肉、菓子類も並べられている。
 国道6号から伊師浜海水浴場、国民宿舎「鵜の岬」、「鵜来来(うらら)の湯十王」への入り口部分に建設された。農産物加工施設も併設し、地元で生産された野菜を使った漬物などの加工品も早ければ秋には並べる予定だ。
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 敷地面積は三千九百九十一平方b。施設はすべて平屋造り。販売施設は鉄骨造りで約三百五十二平方bで、販売スペースにソフトクリーム販売室、事務室。加工施設は約二百八平方bで、惣菜、製粉、みそ、漬物加工室を備える。ベビーシートを備えた屋外トイレも設置。総事業費は約一億八千五百万円。
 運営主体となるのは町地産地消施設利用組合(藤田正照組合長、組合員数百三十人)。町と三団体が一九九九年に町活性化協議会を設立したのが始まり。
 昨年五月、オープンに向けて町内の農産物生産者や食品、手芸・工芸品加工者などが加入し組合として発足した。同所でアンテナショップ調査を実施。四季ごとに十日間開設し、目標売り上げの二・七五倍という実績を残した。
 調査実績と立地条件は十分。これからは「どういうサービスを提供できるか、皆で考えていきたい」と和田町長は意気込む。

 【メモ】十王町は人口約一万三千八百人。総面積七十二・一平方`bのうちの66%が山林原野。「鵜喜鵜喜」は話題の地産地消に注目したシンボル的な施設、町活性化と農業など地場産業の振興を図る。



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