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玉造町
一大イベントだった自然公園大会
 「霞ケ浦ふれあいランド」を核に自然公園大会の会場地となった高須園地

 玉造町は今年、町政の大きな転機を迎えている。一月に初当選を果たした坂本俊彦町長は、町の将来発展の基盤ともなる合併問題に、行方郡一体化を基本に取り組み、町内の融和とともに歴史的な経緯を踏まえた合併実現を打ち出した。七月の町議会臨時会では行方郡一体化の合併協議会設置が、わずかな差で否決されたが、生みの苦しみの一端に過ぎず、まだまだ実現への道は遠く険しい。今後の展開は予断を許さない。
 最大懸案の合併問題とともに、町にとって今年は、七月二十三、二十四日に開かれた「自然公園大会」が一大イベントだった。一帯の整備が進む中で、常陸宮ご夫妻を招き、国政レベルの「大会」を成功させることができた。前年の「湖沼環境フェスティバル」の準備に始まり、継続して進められてきたさまざまなプレイベントが雰囲気を盛り上げた。
 会場地となった高須園地は「霞ケ浦ふれあいランド」を核に、景観を生かした憩いの場として整備が進む。アシの植付けも「大会」に合わせて大規模に行われ湖岸の植生帯整備も急ピッチで進んでいる。
 湖岸約四fに広がる公園には、グランドゴルフのコースが常設され、スティックとボールは同ランドで無料貸し出し中。また、毎年七月中旬から十月下旬にかけて、観光帆引き船を外から楽しむ随伴船も、週末と祭日に運航しているほか、ペダルボートやモーターボートによる遊覧も楽しめる。
 また、「道の駅たまつくり」には、レストランや物産直売所などがある。レストランでは「鯉(こい)のぽたぽた膳」がおすすめ。また銘柄産地指定を受けているイチゴ、エシャレット、セリ、シュンギクなどのほか、コイの甘煮(あまに)、各種佃煮(つくだに)など、霞ケ浦の恵みがもたらす産品も並ぶ。
 「水の科学館」「親水公園」「虹の塔」「玉のミュージアム」といった展示学習施設も充実し、特に「虹の塔」は町のシンボル的存在。高さ六十bからの展望は絶景だ。

 メモ昭和の合併で、立花現村、現原村、玉川村、手賀村、玉造町の一町四村が合併し、現在の玉造町が誕生した。「人と自然が共生したまち―玉造」を目指し、「住むと素敵な人になれる玉造町」を築き上げている。



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