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茨城町
健康増進を積極支援
 健康教室のいきいき体操で講師の指導に聞き入る地域のお年寄り
 「健康増進法」施行に伴い、町総合福祉センター・ゆうゆう館内にある保健センターの保健係と予防衛生係を独立させ、六月に「健康増進課」を創設、町民の健康増進のための事業が強化された。
 家に閉じこもりがちで、孤独になりやすいお年寄りの介護予防の一環として、昨年度から取り組み始めた「いきいき健康教室」。県レクリエーション協会の協力のもと、指導士を招いて参加者が一緒に健康づくりを図ったり、保健師による食事・栄養メニュー講座を開いたり、介護保険制度、医療保険制度の情報を提供するなど、各地区公民館・集落センターに出張する形で実施している。対象地区は町内五カ所から今年度十カ所(一カ所三回シリーズ)に拡大した。疾病の治療や介護にかかわる社会的負担を軽減するため、疾病の早期発見・治療中心の二次予防、治療後の機能回復など三次予防が従来の主な施策だったが、痴ほう症や寝たきりにならない「健康寿命」を延ばす一次予防にも力を入れている。
 また、四十〜六十四歳を対象に行っている住民健診で、総コレステロール値や中性脂肪が高い、太り過ぎの傾向が見られる町民に対して、「個別予防教育」を開催。〇一年度から行っていた糖尿病に加え、今年度から新たに高脂血症についても実施、希望者には無料で血液検査・生活状況調査、栄養指導、調理実習、運動実技指導などを医師、運動指導士、栄養士らの協力によって七回シリーズで実施している。来年度は高血圧も検討している。
 佐藤順一町長は所信表明で、「少子高齢化が急速に進むなか、これにどう対応するのか。『ぬくもりと思いやりのある明るい町づくり』を目指して、まず、お年寄りが元気でいきいきと暮らせる明るい長寿社会の実現に向け、健康づくり、生きがいづくりを進める」と強調した。

 【メモ】国立水戸病院の移転に伴い、医療、福祉、健康増進などの機能を備えた「やさしさのまち桜の郷」が来年度オープン。これに先立ち、町の取り組みが注目される。


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