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取手市
建設進む福祉交流センター
福祉交流センターの完成予想図
 取手市の市役所敷地内で、健常者、障害者を問わず自由に利用できる市福祉交流センターの建設工事が九月末完成に向けて、急ピッチで進められている。市社会福祉協議会(会長・塚本光男市長)が管理・運営の主体となり、市民福祉のコミュニティー施設として有効活用を図る。
 鉄筋(鉄骨)コンクリート造り二階建て千六百八十平方bで、前面は総ガラス張りの明るい施設だ。総事業費は約四億六千万円だが、そのうち、二億五千万円もの補助が日本自転車振興会から受けられる。取手競輪場の立地市町村ならではの特典だ。
 市は以前から補助事業の実施を要望していたが、補助率が高いため希望が多く、順番待ち状態だった。ところが、昨年暮れ、辞退が出たことから急きょ、市に順番が回ってきた。このため、昨年十二月に議会の了承を得て、工事に着手した。
 目玉は一、二階吹き抜けで二百人収容の多目的ホール。会議、展示、講演会、パーティーなどに活用できる。音響効果も考えているため、軽音楽などの発表にも対応できる。将来は可動式のいすの設置もできるよう、設置スペースを確保した。
 一階には社会福祉協議会、ボランティアセンター、ファミリーサポートセンター、介護支援事業のヘルパーステーションなどが入居する。市民交流センターにはパソコンも三台程度設置、インターネットも活用できるように配慮、図書コーナーも設置する。
 二階には、ボランティアルーム、コミュニティルーム、録音室、印刷室、会議室などを配置。特に、雑音を気にせず録音作業に取り組める、本格的な「録音室」には期待が大きい。
 市社会福祉協議会会長でもある塚本光男市長は「健康な高齢者活躍の場づくりや各種ボランティア活動の支援、市民活動の日常的サポートなど、多機能的な施設として、多くの市民に利用していただけると思う。中でも、多目的ホールは大会議から、講演会、セミナー、展示会、コンサートなど、幅広い用途に使用でき、皆様に満足してもらえると思う」と話している。

 【メモ】市の公民館は利用希望者が多く、飽和状態だが、同じような利用形態にはしない方針。同センターは社会福祉協議会が管理・運営を担当することで、対象をボランティア団体などを中心とし、公民館との住み分けを図るという。


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